東海道線事件



第五回公判傍聴記
第六回公判傍聴記
第七回公判傍聴記

事件概要  2002年6月3日20時過ぎ、私(身長168センチ)は会社での仕事を 終えて品川駅に向かいました。  自宅に携帯から「今から帰る」と電話を入れました。  品川駅20時22分発の東海道線下り列車の6号車後部に乗車しましたが、 川崎駅で下車する人の波に押されて一旦ホームに降りました。  再度同じドアから乗り込もうとしましたが乗れそうになかったので、まだ乗 車する人の動きがある中央ドアへ回り、乗車しました。  川崎駅を発車してすぐ、揺れがあって左前に立っていた女子高生(身長16 1センチ、かかと6センチの靴、地面からスカートの丈まで80センチ)が私 の前にずれてきました。  私はその時左手に黒いかばんを持っており、右手はほぼ真上にあるつり革に 掴まっていました。  向きは進行方向に対して右側を向いており、女子高生も同じ向きでした。  その女子高生が私の前にずれてきた直後(時間にすると1分以内)、私がか ばんを持っている左手を触られている感触がしたのでよく見てみると、女子高 生の左手が私をつまんでいることが分かりました。(掴んでいません)  私は驚いて彼女を見ると目が合いましたが、彼女は元の方向に向きを戻して 右手でメールをはじめました。  私は「周囲に仲間がいる、連絡を取り合っている」と思い、ここで騒ぎ立て ると仲間が「俺は見たぞ」と出てくると考えたため、彼女が何を言い出すのか 待つことにしました。そのため、電車が横浜駅に着くまでそのままの体勢でし た。(川崎〜横浜間は8分)  横浜駅についても彼女は何も言わず、つまんでいた私の左手を離し、左手の スーツの袖口を掴みました。そして引っ張るように6番線にある駅事務室へ行 きました。  彼女が私のことを「痴漢した犯人」と言いたいことはすぐに分かりましたが、 携帯を取り出しメールをしたことや捕まえ方、さらに立ち位置に疑問を持った ため「警察できちんと説明すれば理解してもらえる、それよりも「俺は見たぞ」 という仲間が出てくることが怖い」と思っていました。  彼女は駅員に「この人セクハラしました」と言い、駅員は警察に通報しまし た。鉄道警察が到着するまで10数分かかり、その間彼女はイライラした様子 でまたメールをしました。  鉄道警察で上記を説明しましたが「彼女と話が違う」とのことで戸部署へ移 り、逮捕・勾留されることとなりました。  このとき、財布の中から風俗店(店の名前が痴漢電車ラッシュアワー)の名 刺が出てきて、「これが決め手だ」と言われました。  彼女の言い分は次のとおりです。(現行犯人逮捕手続書による)  学校が終わって友人と川崎駅の側にあるゲームセンターに遊びに行き帰宅す るため同列車に乗車した。発車して1分くらいした32分ころ臀部左側に直接 人の手が当たっている感触がした。当たっている感触から痴漢じゃないかと思 い、顔だけ後ろを振り向くと私がいて、同じ方向(進行方向右側を向く)で立 っており、スカートの裾下に入っているのを確認した。  痴漢に間違いないと思い、私をにらみつけて窓側に向き直ったが、私は知ら ないふりをしてやめなかった。  彼女は触るのをやめさせようと思い、左手で私の左手を払ったところ一旦手 が離れたがすぐに同じようにスカートの裾下に差し入れて臀部左側を触ってき たので、彼女は右手で私の左手を掴み、現行犯人と認め逮捕した、とあります。  警察、検事の調べでも「風俗店の名刺を持っているんだからやったんだろ」 という話ばかりでした。  弁護士の話では名刺が出てきたために起訴されたのではないか、ということ でした。  事件の概略は以上のとおりです。彼女の供述は、触った位置、時間について 変遷しています。警察で撮った写真と裁判での供述とは異なっています。また、 裁判では乗った電車を覚えていない、時間も30秒から5分の間など異なる部 分が多くあります。 私の裁判では松野裁判官がこちら側の証拠請求に消極的であるために困って おります。特にビデオ撮影について消極的です。

STOP!痴漢えん罪!

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