中世ヨーロッパの魔女狩り裁判よりひどい



第一回公判傍聴記録

判決公判傍聴記録

事件の概要 平成12年12月4日(月)、私は通勤のためにJR外房線鎌取駅から快速電車に乗車 しました。私は、いつも6号車の前から3番目のドアから乗り、進行方向向かって右 側のドア付近にいました。  電車が千葉駅に着き、右側のドアが開いたので、降車客の流れに乗って一度電車を 降り、再び乗り込もうと立ち止まったとき、後ろから私の右袖を女子高校生が掴んで きました。怒った表情で「さっきお尻触ったでしょ」「警察へ」といってきたので す。私が否定すると、その女子高校生は「間違っていたら謝るから、駅員さんのとこ ろで話しましょう」と言って来ました。私は「ここで言い争うよりはましだ」と思い 同行しました。ところが、話し合いは行われず、私は女子高校生による現行犯逮捕と して、警察に連行されました。  逮捕翌日、私は裁判所に行きました。そこで、裁判官から「証拠があるので、10日 間の勾留を認めます」と言われ驚き、「証拠って何ですか」と尋ねたところ、裁判官 は書類をめくった後、「言い直します。証拠はありませんが、罪を犯したと疑うに足 りる相当な理由があると思われるので10日間の勾留を認めます」と言いました。目撃 者も証拠もないにも関わらず、裁判官は調べることなく、勾留を決定しました。六ヶ 月に渡る勾留・拘置の始まりでした。 浮かび上がった数多くの疑問点・矛盾点のウソ 1. 女子高校生は11月30日(木)、12月1日(金)、12月4日(月)と3日連続で同じ 電車の同じ場所に乗り込み、赤色のハーフコートを着た男から痴漢されたと言ってい ます。何故、電車やドアを変えるなどの回避行動をとらなかったのでしょうか? 2. 女子高校生は蘇我駅で、その快速に乗らないと遅刻するかのように供述してい ますが、本当は2台後の電車でも余裕を持って15分前には学校に着くことが判明しま した。その快速電車に乗らなければ遅刻するという供述は崩れ、ウソが明白になりま した。 3. 女子高校生は痴漢の手を見たわけでも、捕まえたわけでもありません。私を痴 漢の犯人とした理由は、振り返って「やめてください」と言ったとき赤いコートを着 た人が後ろにいるのを見たからということでした。しかし、警察による大掛かりな目 撃者探しにもかかわらず、痴漢行為はおろか、その騒ぎを目撃した者も誰もいません でした。 4. 逮捕当日、私は写真を撮られました。ところが、4日後、コンタクトは眼鏡に、 ズボンはグレーからクリーム色に、白いYシャツは黒ジャージに着替えさせられた上、 赤のハーフコートを着せられて再撮影が行われました。裁判では、女子高校生が再撮 影の写真を見て、「間違いありません」と答えました。つまり、別人を指して犯人と 証言したのです。 5. 千葉駅の鉄道警察隊において、「指紋や体液を調べるから、やってないならこ れに両手をつけ」といわれ、私は出された紙に両手をつきました。当然、指紋や体液 鑑定がなされたはずですが、今に至るまで、その結果が何も提示されていません。 6. 女子高校生は被害にあった3回とも、赤いジャンバーの男が真後ろにいて、千 葉駅に着くと電車内で女子高校生の脇をすり抜け、先に降りたと証言しています。朝 の通勤電車で、また大勢が乗り降りする千葉駅で、そのようなことを行うのは不可能 です。それについて女子高校生は3日間とも「降車の流れに逆らい降りようとしない 人がいたり、左右から先を争って降車しようとする人にぶつかったため自分は降りら れなかった」と説明しました。しかし、15回にもわたる千葉駅のビデオ撮影でも、そ のようなことは起こりませんでした。 ◎ 千葉地裁は、蘇我駅では左側のドアが開くところを右側と間違えるという明らか な事実誤認を犯した上、目撃者もなく、物的証拠もないのに、多くの問題点・矛盾 点、明らかなウソがある女子高校生の言い分を採用し、私に対して懲役一年の実刑を 言い渡しました。不当な判決を受けた私は高裁に控訴しましたが、平成14年9月 13日、「被告人は有罪となればその職を失うことから虚偽の申告をする動機が存在 する」として、控訴を棄却しました。  あまりにも不当な判断に、怒りを覚えると共に、即日最高裁に上告しました。 [2003年6月3日に、不当にも上告棄却の一報がありました!]

STOP!痴漢えん罪!

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