ニュース第2号


痴漢えん罪被害者ネットワークニュース

2003年2月19日、NO.2   痴漢えん罪被害者ネットワーク
東京都豊島区西池袋3-34-1 立教大学法学部 荒木伸怡気付
電話:削除 FAX:削除
E-mail : 変更
http://www.rikkyo.ne.jp/univ/araki/chikanenzai/

年頭のごあいさつにかえて
会員の皆様には新年のご挨拶もせず、寒中見舞いも怠り、気がつけば梅花が咲く季節
となっていました。昨年は、「痴漢えん罪被害者ネットワーク」を立ち上げ、11月26
日には「痴漢えん罪事件考える市民の集い」という800日と規模の集会を行うな
ど、大イベントと自己の裁判や仕事に忙殺されていたからにほかなりません。今年
は、会員のみなさまへのニュースの発行も月一回ペースで行っていくなど、会として
の体制を整えるとともに、我々の活動をもっとPRしていき賛助会員を増やしていく
ことに力を注いでいきたいと思っております。
それには、既存会員のみなさまがたのお力を今まで以上にお借りしなければならない
こともあるかもしれません。今後とも、ご援助をいただきながら、ご支援のほどよろ
しくお願いいたします。

昨年の活動を振り返って
 何といっても、「痴漢えん罪被害者ネットワーク」が結成されたことです。7月15
日に13人でスタートしましたが、昨年末に1人増え、ただいま14人のメンバーになっ
ております。さらに、今年に入り入会希望者が2人ほどいます。僅かづつではありま
すが、正会員も増加しております。また、結成と同時に開設しましたホームページの
ヒットポイントも9万7439(平成15年2月19日現在)に達しました。我々の活動
が着実に市民の皆様の間に浸透しているのだなぁと実感させられます。 昨年の11月
26日の「第一回 痴漢えん罪を考える市民の集い」もお陰様で、800人の会場で500
人〜600人を集めることが出来、大成功でした。ありがとうございました。

嬉しい報告と残念な報告
 みなさまも新聞やニュースでご存知のこととは思いますが、我が「痴漢えん罪被害
者ネットワーク」結成以来、初めて西武新宿線事件の斎藤(仮名)さんが「高裁逆転
無罪判決」を勝ち取りました。これもひとえに、みなさまがたのご支援のたまものだ
と思っております。斉藤さんは現在、会社との復職交渉に挑んでおります。裁判に
勝ったとはいえ、事件に巻き込まれる前の生活を取り戻すには、まだまだ時間がかか
るようで、このえん罪事件の根深さを改めて実感させられます。
 その一方で、大村事件の大村(仮名)さんが昨年の11月下旬に最高裁で「上告棄
却」の判決を受け、12月16日に収監され、今年1月8日に刑務所に移管されました。
大村さんは事故の影響で右手が不自由だったにも関わらず、医師の診断書も証拠とし
て却下され、裁判官の勝手な妄想の末、犯行可能の烙印をおされてしまいました。11
・26の集会でも奥様が涙ながらに語られたのですが、本当にハラワタが煮えくり返る
思いです。

再審弁護団結成
1月25〜26日、長崎事件弁護団泊り込み会議があり、長崎事件の反省とともに、再審
弁護団が結成されました。長崎弁護団が再審弁護団の中核になるのですが、再審メン
バーは、伊藤、大村事件の大村(仮名)さん、日比谷線事件の今田(仮名)さん、長
崎さんの4人で、共同提出することも決定しました。

2月18日(火) 雨の中、秋葉原駅前で宣伝を行いました
 夕方から降り出した雨の中、宣伝カーの上から1時間(6時〜7時)にわたって訴え
をしました。長崎さん、米田さんら当事者につづいて、支援者の方々もマイクを持っ
ての訴えに、雨の中、厳しい寒さにも関わらず、大勢の方々が話を聞き、チラシを受
取ってくれました。なかには、1000円の募金を差し出す人、駆け戻ってきてチラシを
持っていく人、「頑張れ」と声をかけていく人、本当に励まされた1時間でした。参
加者は9名でしたが大いに盛り上がり、懇親会では飛び入り参加者の方も交えて楽し
い一時を過ごしました。次回は3月20日、ぜひみなさんのご参加を。

今後のとりくみ
@昨年は、「ネットワーク」の発足と11・26の集会と大きなイベントが立て続けに
あったため、「ネットワーク自体の地盤固めがおろそかになってしまった」という反
省から、今年は前半では地盤固めを充実させ、後半から来年にかけて更なる飛躍をす
ることが確認された。
A今までの運営委員会で出された意見
・各事件対策 ・会員の拡大、募金のとりくみ ・会員間の激励、交流、情報交換 
・宣伝行動 ・合同弁護団との懇談会 ・署名のとりくみ ・裁判所への質問状 ・
鉄道会社へのとりくみ(アンケート他) ・ データ調査活動 → 白書等の発表 
・ 国会対策
B第3回世話役会で議論した案
・ 7月15日を一周年として行事を行う(15日でなくともこの辺で)「痴漢えん罪事件
を考える市民のつどいパートA」
<内容> @ 市民の立場から痴漢えん罪を考える対談(竹下景子さんとか高野孟さ
ん)→長崎さんが『市民の裁判員制度作ろう会』でコネクションをつけたので可能。
 A 鉄道会社に勤務している(していた)方をお呼びして、駅事務所の役割りや痴
漢(えん罪)についての認識、ラッシュアワー対策など、意見交換をする。
 B データ調査活動・鉄道各社へのアンケート → 白書(黒書?)等の発表→
データ収拾には市民や鉄道会社へのアンケートと痴漢や痴漢えん罪に関する、様々な
実数を把握する専門的な調査の2種類ある。実数に関しては、「警視庁にもない」と
いわれるので、情報開示請求をするぐらいの覚悟が必要? マスコミの方々の協力な
くして難しいのではないかという意見が出た。その取材方法に関しては、継続審議と
した。
 C 本の第二弾の出版「妻たちの奮戦記」等を発表
 D 「ネットワーク」の活動を知ってもらうために、ビラ牧取材風景、証拠作成の
風景など、記録映画を作り、上映する。(時間は15分から30分程度)→意見をお伺い
した結果、ホームビデオで撮影したものをパソコンで加工して上映するのがおカネが
かからなくてベストということになりました。今後、その方向で煮詰めましょう。

2月〜3月の活動予定と裁判状況
 2月21日(金)   東京高裁「東武東上線事件」判決公判(11:00〜 725号法廷)
 2月22日(土)   米田さん再現実験ビデオ撮影(13:00〜 スタジオ・オン)
 2月28日(金) 大阪人権セミナー「痴漢えん罪問題を考えるシンポ」(19:00〜大
              阪市立総合生涯学習センター)
 3月14日(金) 東京高裁「地下鉄東西線事件」判決公判(10:30〜 725号法定)
 3月20日(木)   新大久保駅前宣伝(18:00〜19:00 )
 4月14日(月) 東京地裁八王子支部「沖田国賠事件」第5回口頭弁論(10:00〜 401号法定)

編集後記
 インフルエンザが猛威を振るい、気温も寒かったり暖かかったりと体調管理が難し
い時期です。風邪には十分注意してください。次回発行は4月です。(伊藤) 昨日
18日は、秋葉原駅前で雨の中宣伝をしました。手が凍りそうでしたが、多くの方々
が足を止めて話を聞いてくれ、チラシを受取ってくれました。励まされます。またが
んばるぞー!(長崎)
STOP!痴漢えん罪!

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