2000年度 疋田ゼミ共同論文 あとがき集
ようやく2000年度のゼミ共同論文が「完成」した。久しぶりに冊子でまとめたいと思っていたが、やはり難しかったので、FDに収録して配布した。全部で2.9MBほどになるが、ホームページを作成した機会に掲載することにした。 提出された論文のファイルを整理してみると、表計算を使い慣れていないことが分かった。次年度は、表計算とデータベースの講習に、少し時間をかけたい。 さて、内容は、3つの班が3企業集団を分担して分析したことによって、作業過程で共有しやすいアイデアが交換され、今までの共同論文よりも一歩も二歩も深まった分析ができたと思う。たとえば、メインバンク・システムの評価にあたり、短資と長資の融資集中度をとりあげたことで、企業集団メンバー企業の中核都銀への短資依存がより明瞭に出てきた。また、従来の研究では検討されていないことだが、社長会メンバー企業が海外に進出する際に総合商社のサポート機能が依然として働いていることも、確認できた。 今回の共同研究がまとめに入りつつあるとき、立教大学経済研究所(RIE)の研究プロジェクト「アジア企業のグローバル・ネットワーク形成と地域経済の変容」の第1次ワークショップを開催できたことも、幸いした。専門家の発言や当事者の証言さえも客観的資料に照らして慎重に評価すべきことが、アルバイターとして手伝いながら報告や議論を傍聴していたゼミナリステンには理解できたであろうし、普段のゼミや授業では聞けないが参考になる報告や主張も多かったはずである。このプロジェクトは、2001年度から2004年度にわたる研究計画をたてて政府補助金を申請しているので、採択されれば、その研究の進展をゼミでも活用できるものと思う。 |
3年:
けい(うえむら)
今年一年を振り返ってみると、今までの大学生活の中で最も充実した一年だったと思う。春合宿後から三菱班の一員としてみんなで一つの論文を作成したが、JETROにデータ収集に行ったり、インター大会に出たりなど、普通に大学生活を送っていたのでは経験できない貴重な経験ができたと思う。反省しなければいけない点はたくさんあるが、今後この経験を生かしていきたい。 |
せつこ
私は、疋田ゼミに入れて本当に良かったです。優しい仲間にも恵まれて、とても楽しい1年間でした。ゼミで勉強していくうちに、勉強への取り組み方も変わりました。それまでは、本を読んでいて分からないところがあっても適当に飛ばして読んでしまっていたけれど、それはとんでもない事だと気がつきました。そして、分からなかった事や疑問に感じた事を、きちんと理解した時の喜びと驚きを知りました。又、考える事や、調べる事の面白さにも気がつきました。『企業集団』というものは、なかなか実態がつかめずイライラさせられるものですが、それだけに面白い研究テーマなのではないか、と思います。来年度からは卒論です。満足のいくものを作れるよう頑張りたいと思います。 |
たくや
今回は去年の反省から、参考文献の引用だけでなく表、図、グラフなどを中心に調べ、実証性の高い文章を作成することに心がけた。論文に使えるまでにはいたらなかったもの、うまく自分の考えを表現できないものなど多くあって大変ではあったが、その点では自分なりに満足できたと思う。ただその代わりに知識不足や計画どおりに進めなかった事ものなどの反省点も非常に多く出てきてしまったので、これらの反省点などを来年の卒論に生かせるよう来年も頑張っていきたい。 |
はじめ
今年は3年生になり、引っ張っていく学年になり、しかも、班長と言うことで、いろいろなことに目を向けなければならなければと、かなりと惑うことが多かったです。しかも、討論会では主に海外進出をテーマに、論文では企業集団についてをメインに勉強しなければならなかったので、どういう風に論文をつなげるかで伊坂君とかなり話し合った気がします。だめ班長で、班員の力量に助けられる部分が大きかったですが、楽しく、仲良くできたと思います。ただ、この論文だけでは見切れなかった部分があり討論会ではもう少し違った角度から海外進出について見れればいいと思ったので、来年の卒論では後悔のない卒論が書けるようにしたいです。一年間ありがとうございました。 |
けい(いーずみ)
今年の論文作成において、私が特に反省すべき点は計画性の無さだと思います。提出期間が迫るたびに班員総出で論文作成を行っていた、と言う印象があります。班長である私が、もっときちんとした計画を立てていれば、と今となっては思います。 論文では、商社、銀行、メーカーの3つの章を作り、1970年代以降のデータ作成から班員のそれぞれが自分達独自の見解を書き加えたことで、オリジナリティーのある論文(?)が出来上がったと思っています。ただ、提出直前で作成したe-business についての文章や、各章まとめについては再考察の余地があると思います。 とりあえず言えることは、今年住友班で班長をやってみて、忙しくて大変だったけれども非常に充実していた、と言うことです。 おまえの顔なんて見たくない って思えるほど毎日顔を合わせ、お互い薄汚い感情をぶつけ合いながら論文を完成させた、と言うことが僕にとって大きな自信になりました。 |
しんいち
今年度の一年間を振り返ってみると、自分が3年生という立場上、いろいろ苦労した。去年の経験を踏まえ、新しくゼミに入ってきた2年生や3年生に積極的に論文作成に携わってもらおうと努力はしたが、至らなかった部分が多々あると思われる。リーダー的な立場に立って班員を引っぱっていくことの難しさを痛感した。それでも、どのように論文をつくっていくか右往左往しているところに班員全員が意見を出し合ってくれて本当に良かった。出来上がった論文は、本当にみんなで作れたものだと実感している。 論文を作成していく上で、全体の方向性というものを常にみんなに提示しながら進めて行くべき立場ではあったが、提示すべき自分自身が方向性を見失いかけていたので、その点はみんなに苦労をかけたかもしれない。 インター大会では、取り扱うテーマの特殊性の問題上、かみ合わない部分が多かったと思われるが、そんな中でも分かる範囲で相手校の意見を聞けたし、また、意見を言ったこともできたと思う。一日で討論は終わってしまったが、もう少しじっくり時間をかけて討論できればという感もある。反省点としては、討論会で班員全員か必ず一回は発言できる機会が持てれば、と思っていろいろ前日から試行錯誤したが、時間の制約上それは、達成し得なかった。来年は、今年あまり発言できなかった人も是非、積極的に討論会で発言してほしいと願っている。 共同論文を作成するということで、昨年から数えて2回作ってきたが、その中では、数え切れないほどいい経験をしてきたと思う。これらの経験を生かして、来年度は自分で立派な卒業論文を作成したいと思う。 |
ゆう
今年は三井グループを中心に企業集団に関する論文作成をしたが、自分としては去年より一歩前進することができたと思う。 班員とまとまりをもって作り上げることができて嬉しかった。 また、他の三菱、住友の研究もよい刺激になり、そのような環境の中での作業はとても楽しかった。短期融資・長期融資のデータ作りではグループメンバー企業の有価証券報告書から一つずつ数字を拾っていく形をとった。 しかし、企業によって記載の仕方が多様であり、そのことに戸惑ってしまう自分の勉強不足を痛感した。また企業や年度などによって得られるデータにばらつきがでてしまい、考察する際にうまく活かせなかったのが残念だった。また、過程が進むにつれて見えてくる様々な観点をうまく結論づけることができずに曖昧な点を多く残してしまった。もう少し、考察する際のデータを意図を持って集めることが重要だと実感した。 この経験を来年の卒業論文に活かしていきたい。 |
さとる
本年度は3年生ということでゼミの活動自体の中心的役割を果たすことを使命に感じていたわけであるが、それを十分まっとうできたかは活動に関わった全ての人の判断に委ねざるを得ない。とすれば、今ここで自己評価なり自己採点をすることはあまり有益なことを書き得ない。そこで、特に難点があったことを自認する各点について反省してみたい。そうすることによって、次年度以降の活動に何らかの有益な情報を残せれば、幸いとするものであるからである。 まず、各人の観点もしくは立脚点の止揚に関することである。メンバーはそれぞれ違った立場で研究にあたる。この際に自分の主体性をどこに持ってくるかということは各人に委ねられている。共同で研究する場合、始めにこれに関する統一を図るか、後から図るか、もしくは統一を図らないのか、この点は難しかった。これについてよく検討しないと、メンバーのモチベーションを高めることが出来なくなってしまうので細心の注意を図る必要があるだろう。 次に、コーディネートに関することである。いつ、誰が、どのように、どこで、なにを、なぜ、作業・研究するのかということが、3年生には周知であることが要求されている。これが欠けると、効率も悪くなるし、モチベーションも下がって、萎えてしまう。しかしながら、完璧であることなど無理なので、ぜひ、協力し合ってお互いに足りないところを補いつつ作業計画なりその他の企画なり進めてほしいものである。ここに、共同研究の醍醐味があると思う。 第三に、モチベーションの維持である。人によってゼミに求めるものはまちまちであるし、知識や努力や要領もまちまちである。そして、これを強要することは出来ない。しかしながら、一生懸命研究にあたるということはできる。少なくともこの要件、すなわち一生懸命という高いモチベーションが欠落すると有意義なゼミナール活動に支障をきたしてしまうと思う。幸いにも、今年の2・3年生はゼミのことを大事に考えてくれている人が多く、有意義に活動できたと思える。このことは感謝してもしすぎることはないと感じている。 いろいろなことを考えるが、概ね以上をもって反省としたいと思う。 最後に、今年の2年生は優秀な人たちばかりだと私は考えているので、より高い実証レベルの研究をするだろうと思うし、期待もしていることを記しておくことにする。 |
2年:
さおり
今回、住友グループを研究してみて初めて、情報収集することの難しさ、収集した情報から必要な情報を選び取ることの難しさを痛感しました。残念ながら勉強不足のため、今まで調べた成果をすべて論文に反映させることはできませんでしたが、この論文作成、及びゼミのメンバーと協力しての研究から得たものは非常に大きく、この経験を生かして、来年度のゼミの研究活動も頑張っていけたらと思います。 |
ひろし
一年間ゼミで企業集団ということを研究しましたが、調べれば調べるほど企業集団の実態とはという疑問に行き着きました。ゼミに入ったばかりのとき、日本国内の企業だけを見るという狭い視点しか持っていませんでしたが、現在の企業集団の動きを見ていくと、国内のグループ企業に限定せず、グループ外や海外へと、ひろい活動を行っている点やIT産業や規制緩和に適応していこうとする点など本当に幅広い視点が要求されることが分かり、この研究が非常にやりがいがあり、より多くの知識が必要であると実感しました。今後は世界競争の中で、日本の企業集団がどう生き残っていくのかという点から企業集団を見ていきたいと思います。 |
しずえ
三菱班として一年間論文作成をして非常に勉強になったと思う。疋田ゼミに入った当初は勉強の仕方も知識もほとんどなかったが、先生・先輩の指導のもと、三菱の研究の進め方を学んだ。パソコンを使って、資料を検索したり、また図書館、メディアライブラリーで研究に必要な文献や新聞を探したり、メンバーと一緒に日本貿易振興会へ赴き資料を集めたりと自分一人ではできないような勉強方法を学ぶことができた。また今回の三菱の論文作成だけではなく今後の勉強にも非常に生かせると思う。そして共同論文作成ということで、ひとりで勉強するのではなく、班員と一緒になって勉強できたこともよい経験になった。複数のメンバーで勉強したので、自分の不足している部分や修正すべき点を的確に指摘してもらったり、また他のメンバーとじっくり話し合い、相談しながら勉強を進めていったので、最終的に良い論文が書き上げることができた。さらに個人的に良かったのは、論文の中で銀行のことを調査したことが非常に勉強になり、今まで全く知識がなかったので今回の勉強で少しは経済のことが身に付いた。 しかし反省点としては、私自身、時間の使い方が下手だったように感じている。6月から論文の作成にとりかかったが、すぐに夏合宿がきてしまい、慌てて中間発表の準備をし、また合宿後に10月の下書き提出締切りにあわせて急いで、書き上げた。今考えるともっと余裕をもって、取りかかればもっと詳細に調査できたように思う。論文作成が初めてではあったが、夏休みなど多くの自由時間があったのにそれを使わず、ぎりぎりになってからやっていたことが悪かった。そして10月の下書き締切り後も自分のするべきことをあまり把握していなかったので、時間をおろそかにしていた。インター大会までもっときっちりと修正すべきだったように思う。 来年の抱負としては、引き続き企業集団の動向を勉強できればよいのではないかと考えている。今回、三菱の研究をして、勉強の仕方を大体学んだので来年はそれを生かし、さらに決められたテーマを詳細に調査、分析できるように努力していきたい。それと同時にパソコン、メディアライブラリー、図書館、様々な機関を使いこなしたい。来年はまた多くの2年生が加わるので彼らと共に勉強して、協力してがんばっていきたい。 |
たつひこ
今年度の感想としては、「今年は基礎知識を身に付けることで精一杯だった。」ということが何よりも先に浮かんできます。5月の合宿頃までは、企業集団に関する基礎的なことを教科書を読み込むことを通して学習し、またインター大会に向けての班別の研究になっても、自分の知識不足を補うために文献を読んだり、先輩方に質問したりと、とにかく自分の知識不足を痛感させられました。でも、その一方で日が経つにつれて、自分の意見や考えを持って、それを発言できるようになり、知識が少しづつでも深まっていることが実感できて、とても充実した1年間でした。先日行われたインター大会では、相手校の論文と自分達の論文との間に大きな論点のズレがあったものの活発に意見が飛び交う場面もあり、また実地調査をしているゼミもあって、充実していたし今後の参考にもなりました。来年度は今年身に付けた基礎知識を活かして、幅広い分野において知識を深めていきたいと考えています。 |
ゆうじ
三菱という大きなグループを研究し、作成した共同論文をみてみると班としてみれば一つの大きなことを成し遂げられたという感が強い。どれだけ三菱という名前が各業界にあるか、そしてそのヨコのつながりをみるという点では上々の出来ではないだろうか。 しかし、各章ごと個人個人が担当したのもあるだろうが、知識や現状の羅列になってしまい企業集団の外枠をみるので精一杯だった感も強い。そして知識が限定されたのも事実だ。 例えば、自分は三菱自動車担当だったがその中でも主にマレーシアをみた。おかげで三菱自動車のアジアへの事業展開の仕組みをみることができたが逆にみれば、その知識に特化してしまい他の商社や銀行や電機には深い知識を得ることが班員の論文を読むことでしかできなかった。そしてできあがったモノをみればヨコのつながりはみられるが、なんとかつなげようとしてできあがったところもある。 今年、共同作業中に起きた三菱自動車のリコール隠しから、ダイムラークライスラー社との提携までみると三菱としてのつながりの見方が本当の実態までみれているのか疑問になった時期もあった。だがその提携の経緯をみれば三菱グループでの社長会の力はまだまだ存在していた。この件に関して社長会での三菱商事や重工の代表者のおりあいなどもみれたからだ。そういった事柄をみてみるとまだつながりはあるしそれは根強いものなのだなとのちに理解できた。 ゼミでの一年を通して、自分で納得できないことを個人的に追究する力が少しは身についたと思う。だが自分の企業集団の定義が整理されていなく、知識もまだまだ乏しいことを再認識した。今後も、企業集団が、例えば三菱がヨコのつながりも意識しながらグループ外企業や外資系企業ともさかんに経済的に交流をもち続けていき、どのように経済成長を模索していくのか、その情勢をみていきたいと思う。 |
まみこ
今年一年間このゼミに入って、三菱班に所属して論文の作成を行ってきたわけですが、全く知識がない状態からのスタートであったし、ボケーっとしてるのでなかなか進まず色々大変でした。とりあえず知識を得るために文献を読んでみても、言葉の意味が解らずなかなか先に進めないし、レジュメを作るのも初めてで、ほかの班員の人と比べて至らない点ばっかりで、三菱班の人の足を引っ張りっぱなしでした。一応論文らしきものは出来ましたが、その出来も微妙です。しかも結局自分の担当の所しか解らないといったかんじです。討論会でもお人形のように座っているだけで、発言できなかったのも後悔しています。でもそんな経験もゼミに入っていなければできなかったわけですから、いい経験だと思って、来年は少しでも向上できるように頑張っていきたいと思います。三菱班の皆様、色々お世話になりました。 |
のぶやす
約一年かけて企業集団、特に住友グループについて研究してきて一般的に言われている事と実際の状況に少なからず差がある事に驚きを覚えた。特に自分が担当したメインバンク制の実状については、我々が出した結論は一般的に言われている「メインバンク制の崩壊」という見解とは全く逆の結果となった。曖昧なイメージで物事を語ると後で大変な事になるといういい経験になった。今後これを生かしていければと思う。 |
しんや
ゼミに入って1・2ヶ月は、本を読んでても理解できないことが多かった。5月の合宿で1年を通して研究するテーマが決まって班が分かれてから、自分で調べ物などをしていると、調べることの難しさ、またその調べたものを実際に自分の文章で活かすことの難しさ、を改めて痛感した。特に住友班ということもあって、主に住友グループについて調べたが、他のグループに比べて資料が少なく、その点でも苦労した。しかしその資料も、結局すべてを活かしきることが出来ず、その点は残念だった。インターに関しては、直前でテーマが今までやってきたこととは少しずれてしまって、慌しくなってしまったが、全体的にはよかったと思う。 こうして1年を振り返ると反省点ばかりが上がるが、これを価値のあるものに変える為には、来年にこの教訓を活かすことだと思う。来年はどういうテーマでやるか今のところ分からないが、今年の経験を活かしてやっていけたら、と思う。 |
まゆこ
ゼミという新しいコミュニティに入り、少人数で自主的に勉強するといことを初めて経験し、みんなで考えたり、資料を集めて、論文を書くことの大変さと、一つの論文ができたときの喜びを知った一年でした。また、インター大会に出るというのももちろん初めての経験で、今年は討論についていくのが精一杯で発言できなかったことはとても残念でした。今年は、企業集団について研究するということで、私は三井班で、東芝についで研究しました。東芝と三井グループとの関連がなかなか見つからず、途方にくれたりしましたが、先生や、班の人に助けてもらいながらなんとかがんばることができましたし、三井グループを研究することで、企業集団についても知識を深めることができました。来年は、みんなで協力しつつ、ゼミを引っ張る立場になるということを頭に入れながら、さらに自分の力でいろいろやれるようにがんばっていきたいと思います。 |
けんすけ
今年一年間、ゼミを通じて感じたことは論文作りの難しさと、自分の勉強不足という点である。なにしろデータを参照した本格的な論文を書くのが初めてという事もあり、右も左もわからず、ただ先輩方に頼っていたような気がする。そのため、先生や先輩方にご迷惑をおかけした事も否めない。またデータを収集し、そのデータから考察する内容も、自分の勉強不足、知識不足のせいもあり、すべてのデータを生かしきれず、薄っぺらい内容になってしまった気がする。その点から、常に新聞や経済関連の雑誌等に感心を向ける事で、日々着実に知識を身につけることの大切さや、学校での授業に対する取り組み方について、自分自身の身の置き方について考えさせられた。 以上の点をふまえ、来年度は自分的に完全に納得できるような論文が完成できるよう努めようと感じた。 |
みわこ
論文作成が無事終わって感じることは、自分の知識量の少なさと、取り組む姿勢が甘かったなということです。住友班の仲のよさとか雰囲気はとても大すきでした。しかし論文作成への私自身の取り組みといえば、与えられた課題をこなすことが精一杯で、自発的にどんどん何かを調べていくということがかけていたように思われます。もうすぐゼミの後輩もできるわけで、もっと気を引き締めて意欲的に取り組んでいきたいと思います。この1年を振り返ってみると、反省すべきことのほうが多いのですが、やはりゼミに入っている人と入っていない人の差は大きいなと思います。文献の内容はそのまま受身であるのではなく、それに対して自分はどう考えるのか。データから読み取ることの大切さ。議論を行うことで、偏った考えを柔軟にしていくということ。このような経験は初めてでとても新鮮でした。2001年度はさらに頑張っていきたいと思います。 |
まき
今年1年のゼミでの活動を振り返ってまず、本の輪読では全く知識がなかったが輪読によって、財閥や企業集団の知識を深めることができた。また、レジュメの作り方も学ぶことができた。班別の論文作成では、データを集めることの大変さや、そのデータがどんなことをあらわすのか自分の頭で考えることの難しさをしった。 ゼミでの活動を通して今までに経験したことがなかったことを沢山経験でき、多くのことを得ることができ、良かったと思う。今年経験して得たことを忘れずに来年の活動へいかしていきたい。 |