2007年度あとがき

 

       疋田

2007年度のあとがき集は、ホームページ更新作業中に上書きで消してしまい、おまけにファイル転送でバックアップまで失くしてしまいました。復元できる範囲で復元しましたが、自分の書いたものまで失うとは!

 

 

       3年生

 

        ともこ

 今年は3年生として自発的に考え、行動することの重要性がわかった1年でした。自分の担当した分野の構成からはじめ資料収集、作成など一貫して今思えば自分の意識次第でもう少し良いものになったのではないかなと心残りな部分もあります。

 中国はとても潜在能力が高い国なので様々な文献を調べていくうちに私たちの論文の結論に否定的な資料と肯定的な資料が混在してしまい論文をまとめることの大変さにも気づきました。根拠に基づく論文作成を今後心がけていきたいです。 

 一つの国に焦点を当て半年近く論文の作成をすることは困難なこともたくさんありましたが、作成を始めた当初にくらべると現在の方が物事の考え方が成長できたと思います。

 反省点も多いですが、今後はそれに対してどう対処すれば良いか客観的に自分を見れるようになったことが今年の成果にあたると思います。

 1年間ありがとうございました。

 

 

        なおこ

今年はNIEsについて研究することになりました。

ひょんなことで班長になってしまいました。最後まで班長らしいことができなくて申し訳なかったです。でもみんなにたくさん助けてもらって、なんとか論文を完成することができました。

本当にありがとうございました!!

 

 

        たけひこ

 

 

 

        やすひろ

今年1年間のゼミ活動を通して、活動当初、去年2年生としてゼミに参加していた時との違いに戸惑いを感じた。3年となり、自分の場合ゼミ長という役目を任され、初めに苦慮したのがゼミの運営という面であった。基礎文献では去年自分たちが一度通した文献を使用したのだが、理解の浅さ、説明することの難しさ、自分たちで進度を決めていくこなどの不安に直面し、それらを抱えながらも、共同研究ではスムーズなゼミ運営ができるように工夫してみたり、自分なりによい方法を模索してみたりした。課題を自分たちで決め、今何を調べればいいのか、何が班に必要なのか、よりよい論文作成をするためにはどうするべきか。今年一年間のゼミでの研究も終わりにはしかかってきたが、いまだに自分が班長としてゼミ長としてその責務を果たしきっていないのではないかと思うところがあるものの、去年の自分には足りなかったもの、例えば、資料や統計を読むことの重要性、現地の経済・法律・規制・生活、調査するということにおいてより多角的なアプローチができるようになったと思う。ゼミ運営に関してもテーマ設定に始まり、インナー・インター参加、合宿と、ゼミ生の意見をまとめるのは大変であったけれど、そのつど協力バックアップしてくれた3年生に感謝している。1年間至らなかったことが多かったゼミ長だったと思いますが、すごく自分が成長したと、今になって感じるところもあります。これから卒論作成に入っていく過程で、今度は班員はいないけれど、2年間の活動で得た経験、知識を生かし自分の研究テーマを自分のゼミ活動の集大成にすべく邁進していきたいと思います。

 

 

        まり

 

 

 

        まき

今年度のゼミを振り返って、昨年とは異なり上級生としての自覚をもって取り組むよう意識しました。しかし、実際には班員に助けられてばかりでリードすることができていなかったことが反省点です。また今回は国単位で担当し、経済面を語るにも複雑な歴史的背景までを把握しないといけなかったことが難しかったです。何よりも知識が浅く偏った視点になりがちだったので、様々な情報源を駆使しより深い調査考察ができるよう今後の卒論では心がけていきたいと思います。NIEs班のみんな一年間ありがとうございました。

 

 

        ゆうすけ

今年は昨年とは異なり企業研究ではなく、研究対象を東アジアと広域に捉えて進めたため非常に戸惑い苦心もしましたが、その分とてもいい経験となりました。

NIESを韓国・台湾・シンガポール・香港と担当を国別に分業したとは言え、各国の歴史や経済、政策を網羅することは非常に困難でした。当然、膨大な情報から必要な情報を取捨選択する機会に多く遭遇し、正しい選択ができたかどうかはわかりませんが、自分で考えその時々においてベストな選択するという力が身についたように思います。また、分業化のデメリットとして情報を共有する難しさを改めて痛感しました。全員がNIES各国について深い理解が無い状態でも、共有すべき情報は伝達しなくてはならず、その方法にも四苦八苦しました。そうした経験からも、グループワークでのコミュニケーション能力の一端を培うことができました。

この一年ゼミを通して得た経験を、残りの大学生活ひいては今後の成長に活かしていきたいと思います

 

 

        わたる

今年の共同文献では中国班の班長をやったのですが、実際に班をまとめ上げるという困難にぶつかりました。今までそのようなことはあまりやったことがなかったし、去年の先輩方の働きを振り返るといかに今年はふがいない班長であったなと思います。論文作成では自分次第の働きでもっと効率的なグループワークができたであろうし、まとまりのある論文もできたのではないかと思います。ただ、自分の中で、今年一年は今後、社会人として糧となるべく良い経験ができたと思います。それは社会に出れば個人で動いていたとしても最終的には組織というグループで動いているのであって、個人活動とは異なるグループワークでの重要なポイントもこの一年で感覚的ではあるが得られたように感じます。

今年一年迷惑を多々かけたと思いますがありがとうございました。

 

 

        ゆか

 

 

 

        ゆみこ

今年は3年生ということで、去年と違って、自分から積極的に活動していかなければならないと思っていたが、なかなかうまくいかず反省しました。

前期の基礎文献のとき、班長を任され、みんなに説明して、伝えることの難しさをものすごく実感しました。たとえいくらテキストを理解しても、みんなにうまく説明できず迷惑をかけてしまいました。話す力を身につけなければならないと思います。また、共同研究のときは、班全体で作業していくことの難しさを実感しました。班長に任せすぎて、みんなが違う作業をしたり、何をすべきなのか理解していなかったりと班長に迷惑をかけてしまいました。もっと個人個人が自ら積極的に情報発信していくべきだったと思います。

 

 

        やすひこ

あまりにも反省点の多い一年間だった。

振り返れば文句ばかりを言ってしまっていたように思う。それに見合うだけの努力があったのか、と問われれば首を縦に振ることが出来ないからまた恥ずかしい。黙って何とかしようと試みる強さがなかったのだろう。

歪んだ文句を生み出したのは、おそらく「共同作業の難しさ」だろう。それをさらに難解にさせたのが、リーダーを務めさせていただくことになった自分自身の力量不足だ。今年一年で、『グループ作業においては、他のメンバーを信頼しなければ何事もうまくいかない』ということをイヤというほど思い知らされた。余裕もなく勝手に突っ走ってしまった結果、迷惑をかけることになってしまった班員には申し訳ない気持ちでいっぱいだ。特に、二年生には悪いことをしたと思う。せめて、不甲斐ない僕を反面教師にして「あの人と同じようにはなりたくないな。」と思いながら成長してもらえるのなら、それは先人として喜ぶべきことなのではなかろうか。

個人の討論や論文作成についての反省点としては、あまりにも机上の空論を振り回しすぎたことが一番に挙げられる。常に抽象的な言葉ばかりを並べて、それですっかり満足していた節があるように感じる。勝手な理屈で経済をどうにかしようとしていたのだろう。

この気付きを踏まえて反省し、今後はもっとデータや具体例に基づいた説得力のある論文を構築できるようになれればいいと思う。また、それらしいという理由ではなく、語彙一つ一つの定義を確認しながら言葉を選んでいきたい。文章の因果関係も少し甘いところがあったので、その点も改善できればいいと思う。

 

ともかくも、あらゆる面で失敗を重ねただけあってそこから得た教訓もまた多い。今後はその失敗を殺さずにいられたらと思う。同じ過ちを繰り返して、この一年が無になってしまうことだけは避けたい。この恥ずかしさにも似た反省の気持ちを忘れずにいたい。

 

蛇足だが、こういった気持ちの悪い文章を作成してしまうことが、少しでも減ればいいと思う。書いた後に読み直して、吐き気をもよおす文章ばかりを書いてしまうのは非常に残念なことだ。だけど、どこかでそれを楽しんでしまっているのかもしれないな。

 

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皆さん、今年度もお疲れ様でした。これからも、道は違えどそれぞれ頑張っていきましょう。皆様の、そして忘れちゃいけない自分自身の、更なるご活躍を祈願しております。

また全体で集まる機会になったら、それなりに楽しく過ごしましょう。

いつもいつもどこか気が抜けててごめんね、これからもよろしく。

 

 

        あつし

去年までは先輩方がいたので、頼りっぱなしでしたが、今年からは自分たちが逆にアドバイスしなくてはならない立場になり、難しさを痛感しました。特に、基礎文献においてはあやふやな解説が多く、班に迷惑をかけがちでしたが、読み終えた達成感は昨年とはまた違った感触を得た気がします。

ゼミの後半は共同研究の作業に入り、論文がゼロの状態から完成させるというのは漠然としていて大変なことでしたが、みんなでアジア経済研究所などに行き調べたものが徐々に出来上がってくるのはいいものだと思いました。

今までのゼミの活動を今後に活かしていきたいです。

 

 

        けんたろう

まず始めに、サークルとゼミとのスケジュール調整で、今年度も昨年に続き疋田先生またゼミのみんなへは大変迷惑をかけてしまいすいませんでした。

今年度は3年生ということもあり、受身では無く能動的にゼミに関わって行くことが昨年よりも必要になると感じていました。

実際に引っ張っていく立場としてゼミに参加してみると、感じることが数多くありました。

その中でも一番強く感じたことは、伝えることの難しさです。自身も理解していないことを全体の議論に持っていくことに苦労したのは勿論のこと、自身で理解していることを相手に説明することの難しさも感じました。確か去年のあとがきでも同じようなことを書いた気がします。。。

さらに実際に話し合うことの重要性も感じました。分からないことや意見を自分の中で考えることも重要ですが、それを言葉にして伝えることも大切であると感じました。とりあえず言ってみるだけでも、それに対するフィードバックが生まれ、また新たに考えるべきことが出てくると思います。それを繰り返すことにより、物事の質が高まっていくと思うのですが、今年はそのコミュニケーションが少し足りなったように感じました。来年は卒論で個人作業ですが、その中でもコミュニケーションを大切にしていきたいと思います。

 

 

        ともこ

 

 

 

        みねこ

 

 

 

        かずは

 

 

 

 

       2年生

 

        てつろう

基礎文献では現代日本経済論を読み、戦後日本がどのようにして復興、発展していったのかを学ぶことができました。理解しづらいところは3年生が優しく教えてくれたのでとても助かりました。共同研究ではASEANについて調べ、自分でデータを集めることの大変さを痛感しました。

今年は積極的に発言することができなかったので来年は自分から進んで発言し、後輩のいい見本になるようにがんばりたいです。

 

 

        ようこ

2007年のゼミ活動で努力したことは、討論会において自分の調べたところに限らず、他人の情報に対しても意見を持てるようにしたところです。

最初、ゼミというものが具体的にどういうものかわかりませんでしたが、疋田ゼミの説明会に伺ったところ、先輩方が熱心な様子で討論をしているのをみて、自分の意見をはっきり主張できること、他人の意見を聞いて議論し合えることに魅力を感じて入ることに決めました。しかし、人より集中力の足りないわたしは周りについていけないところが多々あり、大変な迷惑をかけ、日本経済を学ぶ前にまず生活態度から改めろといった状況に陥っていたと思います。そんなわたしでしたが、ゼミの先生先輩方も、同じ二年生も、本当に親切に接していただき、共同研究に取り組むことができました。インナー大会という他大学との討論会に初めて参加し、人と意見をぶつけ合うことはとても意義のあることなのだと改めて実感することができました。共同研究を通して、それまで先輩方に教わるだけだった取り組みが、本当に少しずつですが変わったように思います。全く違う意見について、もっと知りたい、自分はこう思うと感じることができるようになりました。

また、共同研究において日本をもう一度よく見直そうという努力をすることができました。それまでほぼ日米関係が重要だと決めつけていましたが、アジア全体における日本からの視点のほうが、より日本を理解できたと思います。日本以外のアジアが、どのように動いているかにも興味が持てるようになりました。日本にたいしての固定概念のようなものがなくなり、日本経済への知識が広がりました。

今後の抱負としては、もっと周囲と強調して自分の役割に強い責任感を持てるようになることです。共同研究をするにしても、討論会にしても、全体的に完成度の高い活動ができるように自分の力が発揮できるようにしたいと思います。これ以上ゼミの方々に迷惑がかからないよう努力いたします。より充実感のある活動を目指したいです。

 

 

        あさみ

●2007年度のゼミ活動で努力したこと、その成果、そして今後の抱負

私が2007年度のゼミ活動で努力したことは、1つは基礎文献講読です。今まで、受けてきたどの授業よりも真剣に取り組み、理解しようと努力しました。理解が足りないところは、私が理解できるまで何度も、先輩方が分かりやすく教えてくださって、とても充実した時間となりました。今まで授業などで一部分ごとに学んできたことが、ゼミで、戦後から時代の流れに沿って短期間で集中して学習したことで、きちんと時代の流れや事件の関係性も含めて理解できました。また、ただ文献を読んで学習するだけでなく、グループ内で担当を決めて説明しあうことで、相手に理解してもらえるよう説明するということはより深い理解が必要だということを改めて思い知り、自分の説明に対しての意見を聞いたり、グループ内での議論を行うことで、より深く理解することができました。そしてさらに日本経済への興味が深まり、共同研究でも日本について学習することで、また多くのことを学びました。

そして、もう1つは討論大会です。討論大会へ出場したのはもちろん初めてで、とても良い経験となりました。私は書記として参加したのですが、中立の立場で相手チームの意見も聞くことができ、多くのことを学んだ討論会となりました。

 

 

        しんや

ゼミというものに初めて所属して、何をしたらいいのかまったくわからない状態からのスタートでした。輪読の本の厚さに圧倒され、ほんとうにやってけるのかという不安もありました。実際、理解しきれなかった内容も多々ありました。来年は後輩も入ってくるので予習を怠らず、よりいっそう理解していけるよう努めていきたいと思います。

一年を通して感じたのは、情報を鵜呑みにするのではなく、きちんと裏づけをとって進めていくということの難しさでした。簡単なような話でも、資料を集めて証明できるような形にすることは、今までそういう形で学習してこなかった自分にとってとても時間のかかる作業でした。しかし、ゼミでの作業を経験したことで、今までと違う形で資料や本と接することができるようになったと思います。

今年は二年生で先輩方に引っ張ってもらってばかりだったので、来年は自分たちが先輩として恥ずかしくないゼミの運営ができるようにがんばっていきたいです。

 

 

         ともき

この一年間、ゼミナール活動を行い、基礎文献を通して日本経済についての細かな知識を学び、共同研究を通して中国を中心にアジア経済の歴史や現状を見ることができた。自分は、世界史受験ということもあり日本経済についての深い知識はなかったため、基礎文献では毎回苦戦していたが、先輩方にわかりやすく説明していただき理解することができた。共同研究では、中国の政策・インフラを改革開放時代から現在までを調べた。

来年度は、今年の経験を活かし、基礎文献などで説明できるように努力したい。また、合宿係として合宿が円滑に楽しくできるよう頑張りたいと思う。

 

 

        もとこ

この1年間で多くのことをゼミから学びました。基礎文献の輪読から始まったゼミでしたが、知識に乏しく最初は内容を理解するだけで精一杯でした。しかし、辛抱強く続けた結果、少しは自分の身についたのではないかと思います。共同研究ではASEAN班で、私はインフラに関して研究しました。初めてアジア経済研究所に赴き、何度もインターネットや文献で調べて何とかレポートの形にはなりました。また、本格的な討論会にも始めて参加し、言葉で表現することの難しさや自分が理解できていない部分が多いことを痛感しました。積極的に発言をすることも少なく、反省点は多いと思います。これらの経験を生かし、次年度は新しい場所で更に成長したいです。

1年間、ありがとうございました。

 

 

        ゆうじろう

今年1年間を通してゼミの活動をしてきて感じたことは、なにより知識がついたことです。まだまだあやふやな知識ではあるけれど、大学に入りたてのころは経済の知識は皆無、1年のときに授業で少しずつ得てきましたが、ゼミに入り日本の経済成長について、そして後期の中国経済について調べることによって経済用語がわかるようになったり、物事をより論理的に考えられるようになったりしました。

前半の基礎文献では日本の経済成長について細かく文章を噛み砕き、自分なりに分かりやすいように別のたとえを使って考えたりと工夫をしたりして足りない頭をがんばって回転させていました。

後半の中国経済については、前期と違いはっきりと分担わけされていたために知識がより専門的なものになり狭く深くのような調べ方でした。だから中国の農業についての知識はある程度ついたのですが、他の分野での理解度が低かったのが残念です。そこを来期はがんばりたいと思います。

来期からはゼミ長になるので、その責任をしっかり感じながら今までのゼミ長に負けないようにしっかり知識をつけ、みんなを引っ張っていけるようになりたいです。

 

 

        あつし

『現代日本経済論』は内容が難しく毎週読むだけで精一杯で、しばしば予習が間に合わなかったこともあり、先輩方の話や先生の助言を全て理解しないまま進んでしまった点で勉強不足だったなと反省しています。難しくも私にとっては初めて知る内容ばかりで、新しい知識や考え方が身に付き、非常にためになる内容でした。

共同研究は香港とシンガポールを担当しましたが、特に香港については調べれば調べるほど中国やイギリスとの関係が複雑でややこしくて混乱した部分が多々あり、研究することの難しさを知りました。インナー大会では相手から違った視点で指摘をされ、自分が完璧だと思って書いた論文がまだまだだなと認識しています。

1年を通して様々な勉強や経験ができ、少しは成長できたかなと思います。来年度は今年学んだことを無下にせず、積極的に参加して後輩を引っ張っていきたいです。

 

 

        さき

 

 

 

        よしゆき

2007年度のゼミ活動はまず、知識を吸収することに焦点をあてて取り組みました。その結果、日本経済の全体的な流れを把握することができたと思います。ですがその反面、積極的に話し合いに参加して自分の意見を伝えることができなかったので、今後はこれまでのゼミ活動で得た知識を活かして積極的に発言していきたいです。

 

 

        みさ

 

 

 

        なつき

私にとって、論文を作成するということははじめての経験であった為どうすれば良いのかよくわからず、あまり積極的に班に意見を言うことはできませんでした。しかし、その分自分に与えられた範囲のレジュメの作成や調べなどはきちんとこなすように努力しました。そして、先輩方の助けもありながらなんとか論文を作成することが出来ました。はじめは難しくてよく理解できなかったこともありましたが、日本の経済についてはかなり理解が深まったと思います。

今後の抱負としては、今まで先輩方に頼ってばかりでしたが、先輩としての自覚を持ちゼミをひっぱっていくことができるように努力していきたいと思います。

 

 

        ゆりえ

この一年間ゼミでは、論文をまとめたり討論をしたり、普通の授業ではなかなか経験できないことがたくさんできました。ゼミを始めた当初は経済に関しての知識が乏しく、基礎文献を読んでいても理解できないことが多く、先輩や先生に教えてもらいながら、なんとか乗り越えられたといった感じでした。共同文献では、中国の持続的発展が可能かどうかを考察する中で、中国の抱えている問題の深刻さにぶつかり、データをもとに自分自身の考えを論じるということができず、力不足を感じました。しかし来年は私たちが教えていかなければいけない立場となるので、一年間ゼミで学んだことと、他の授業で得た知識とで、引っ張っていける立場になっていきたいです。疋田先生とゼミのみなさん、ありがとうございました。

 

 

        けんたろう

中国経済がこれからも持続的な成長していくためには、さまざまな問題を解決していかなければならない。驚異的な経済発展をしてきた中国だが、それと同時にたくさんの問題点も出てきた。持続的な経済成長を続けていくためには、これらの問題を一つ一つ解決していく必要があるだろう。中国では国内のあらゆる分野で問題があり、それらを改善していくのは大変難しいことだが、そういった問題を解決していかなければ、この先、中国経済が発展していくのは困難であるだろう。

特に大きな問題となっている対米依存と内需拡大。細かい点から見れば、国有企業の民営化、格差問題、不良債権問題、商品に対する品質への意識改革など、大きいところから小さいところまでさまざまな問題があるが、それらを解決して中国経済が発展していけばいいと考えています。

一年間のゼミを通して、前期は基礎文献の精読、後期は共同論文作業、そしてインナー大会への参加をしました。前期はまだゼミに慣れていなかったし、その上基礎文献は読みづらく理解するのに時間がかかり、大変苦労しました。しかし、日本経済の発展、成長、問題などさまざまな知識が深まり、他の勉強にも応用が出来るようになりました。

後期は中国経済の研究を班で行ない、それによって成長著しい中国の現状と問題点などさまざまなことが理解でき、さらに東アジア、アメリカ、EUなどとの関わりについても理解できました。またグループ活動を通して、コミュニケーションの大切さを学びました。インナー大会では討論を通して、論文にはしっかりとした根拠や事実が大切であり、それに基づいた自分の意見を述べることの大切さも学びました。

今年度の経験を来年はいかして、もっとしっかりとした論文、自分の意見をしっかりと主張できるようにしたいと思います。

 

 

        ゆかり