Palm実験ゼミ
2001年度前期、月曜日 9.10時限、8502LL教室
登録者:
(m4.f7):比較文明 院 3(1.2), 法 5(1.4), 経 1(0.1), 文 1(1.0), 社 1(1.0)
目的:
パーソナルツールであるPDA (Palm) を一斉授業、ゼミなどでどのように活用するかを実験し、モバイルV-Campusの環境整備に役立てる。
- パームを触ってみよう
- Graffitiで入力
- 赤外線通信
- 自分の名前、メールの入ったアドレス帳データをつくり、ビジネスカード交換
- ソフトを交換してみる
- 自宅のパソコンとつなげてPalmDesktop
- USBの場合
- VAIOの場合
- Windows2000の場合
- 赤外線LANでホームページ閲覧
- 環境設定-接続、ネットワークで赤外線、IrDAを選ぶ
- EthIR LAN(8号館4階各コンピューター室に設置)に向けてPalmscapeを使う
- メールを送ってみよう
- Palmscape Mailでオプション-受信、送信、その他設定
- 受信サーバ(POP)名、送信サーバ(SMTP)名、ユーザID、パスワードが必要
- PDA向きページの閲覧
- 携帯で使えないフォームが使える
- 画面が広くeBook端末に向いている
- 閲覧用リンク
- 立教モバイルV-Campus PDA Portal<http://i.rikkyo.ac.jp/>
- 立教1000コマ<http://www.rikkyo.ne.jp/grp/1000/>
- iGoogle<http://www.google.com/imode?hl=ja>
- 舛谷研<http://www.rikkyo.ne.jp/univ/masutani/>
- 立教掲示板<http://cgi.rikkyo.ac.jp/bbs/>
- 国会図書館<http://webopac2.ndl.go.jp/>
- 立教目録検索<http://opac.rikkyo.ac.jp/usswww/wwwmnu11.html>
- 情報研Webcat<http://webcat.nii.ac.jp/webcat.html>
- PDA用ページのいろいろ
- Palmscapeチャンネル
- AvantGoチャンネル
- Webクリッピング
- LL評価システムとして使う
- 評価システムのないLL利用時に、各自がパーム上のソフトで問題に答え、教師卓のビームに提出する。
- Exercise<http://www.31rsm.ne.jp/~nic-c/tmp/rsch/palmos.html>
- コンテンツブラウザーとして使う
- ニュースサイトの巡回取込はすでに一般的
- eBookリーダーとしてPDAは文庫本になる
- 文字情報だけでなく、もっといろいろな情報を含められないか?
- リンク移動と画像:Palmscapeチャンネルなど
- さらに情報更新:Webクリッピング
- ゼミ生ページを作ろう!
- 教員作成のひな形チャンネル(pda)配布
- チャンネル内の自分のページを表示して、メモ帳に保存し編集しよう
- 貼り付けたい画像をメール添付かデジカメ (準備室で舛谷ゼミと申し出て当日内貸出可) フロッピーで提出
- ※ウェブページからChannelを作成する作業に興味のある学生は併せて申し出て下さい
- 無線通信いろいろ
- 赤外線: IrDA
Hewlett-Packard社の赤外線通信方式を拡張して標準化。IrDA1.0(通信速度2400-115.2kbps)とIrDA1.1(1.152Mbpsや4.0Mbpsなど)がある。ノートパソコンやパームをはじめ多くのPDAが採用している。
ちなみにIrDA (Infrared Data Association) は赤外線通信の規格制定団体で米Intel, Hewlett-Packard, IBM, Microsoft Corp, シャープなどが参加しており、デファクトと言えるだろう。
- 無線: Bluetooth (2.4GHz: 準マイクロ波)
通信速度1Mbps, 距離10m
モバイル (PAN) 向き
製品少ない
- 無線: 802.11b (2.4GHz)
通信速度11Mbps, 距離100m
LAN向き
製品豊富
- 上記無線同士はお互い干渉しデータ転送レートに影響を与える (Bluetoothが勝つ?)
- デジタルデバイド (情報格差)とPDA
- 階層間の経済的、社会的格差
- パソコンとインターネット (=デジタル)
パソコンがうまく使えないということでなく、ネット接続できる端末身近にあるか
- 収入、学歴、年齢で差異(年収800万、院卒、30代などが優位)
- PC INETと携帯INET
- 後者では低リテラシー層がヘビーユーザー: 唯一かつ近しい端末
- eコマース用端末の本命だが、ネットアクセスは限定的で、利用動向は受動的: ポケベル文化の延長
- PCと携帯の中間に位置するPDA
- ユビキタス (ubiquitous): どこにでもある
IP v6との関連で語られることが多いが、ユビキタス化の中で意識して使うネット端末の本命はPDAではないか
- 入力方式を考える
- 手書き
- ローマ字
Graffitiの割り切り(一筆書き,文字と数字の認識エリアを分割)
- かな漢字
- キーボード
- ハードかソフトか
- 片手か両手か
- PDAは携帯かコンピューターか?(意見を募った)
- 通信機能の付加必要
- 進化見込んで使う
- メモ帳が便利
- To Do便利
- 携帯で慣れた親指の方が早い
- 速書きできない
- 旅行に便利
- 就職活動に便利
- ExcelなどPCソフトとの連携
- 携帯性と立ち上がりの早さ
- いちいちデータ保存の必要ない
- Syncでバックアップ簡単
- ソフトはともかく、入力方法などハード的なユーザーインターフェースに改善の余地あり
- ユビキタス環境下で利用者が能動的に使うネット端末にはPDAがかなりの部分を占めるのではないか(舛谷)
後期の進め方
- ネット:PDAメーリングリストの活用
- 遠隔授業(月9.10など):以下の手順でやりとりしましょう。掲示板を介するのは情報を共有し、いつでも見られるようにするためです。特に毎週月曜9.10限前後は待機してます。
- 遠隔授業の手順
- 質問、意見を舛谷のl.cメール餘Cメールなどで送信。
- 舛谷が回答を掲示板に書き込み、同時に「OKです」という返信メールを送付。
- 携帯、パーム、PCなどから掲示板を確認して下さい。その場でコメントを書き込むのもオーケーです。
- 教場:
顔を合わせて議論した方がよいことがあれば集まってもらうこともあるでしょう。オフ会?