サイバーアジア(49)

携帯ネットサイト

 インターネット接続が可能な携帯電話の利用者が3000万人規模になった。アジア情報も多彩で、NTTドコモのiモード、メニューリストには朝鮮日報(韓国)や人民日報(中国)<ニュース/天気/情報-海外メディア>がある。公式サイト以外でも中国,香港,台湾NEWS<http://www1.mesh.ne.jp/KODENSHA/i/news/c/>では香港・明報、台湾・中央日報の見出があり、韓国情報<http://www1.mesh.ne.jp/KODENSHA/i/news/k/index.html>の韓国・中央日報社説は読み応えがある。現地情報はMEESAA(タイ)<http://ip.tosp.co.jp/i.asp?i=meesaa>など個人サイトの他、韓国観光公社<http://www.knto.or.jp/i/>も携帯対応だ。
 携帯ネットならではの利用法もある。サンセール・中国情報<http://www.sunsale.co.jp/i/>の中国語単語帳で駅のホームで勉強したり、日本の中のアジア <http://hf.cup.com/imode/>(地図入り)で東京のアジアンスポットを探索しよう。
 携帯サイトの定番は待受画像、着信メロディ提供サイトだが、アンニョンネット<http://seinenkai.org/i/>はコリアンポップスの着メロが、魔法のiらんど<http://ip.tosp.co.jp/i.asp?i=ellielai>は香港明星の待受画像がある。ClearWater<http://member.nifty.ne.jp/kids6/sshome/>の待受画像はずばり梵字である。ポップカルチャーはすでに定番のようで、iモード公式サイトにもアジアスター<iメニュー-メニューリスト-エンターテイメント-芸能>があるし、インドの映画スター・ラジニカーントの公式ファンクラブサイト<http://www.nifty.ne.jp/rforum/fcinema/rajni/i/>もある。その他雲南象形文字を紹介したモバイルTOMPA<http://www.asaba-tompa.com/i/>など、暇つぶしに事欠かない。5年前のウェブ全体より充実しているように思えるのは気のせいだろうか?

(初出:『アジアクラブマンスリー』アジアクラブ、2001.7)