第6回 実践編 (11/09/2001, 8401教室)
講義内容
Project xiexin[写信]
概要
- 浙江万里学院日本語学科1年生と文通をする。
- メーリングリストへ投稿し、返事はメーリングリストまたは個人アドレスで受け取る。
メール作成について
- 学内で送信する場合は中国語対応Webメールを利用すること。
- Webメールはログインから一定時間が経過すると接続が切断される。その場合は再度ログインする必要があり、作成中のメールが消えないよう注意が必要。
- 8401、8402教室で「楽々中国語」の入力支援機能を使うと楽に書くことができる。
- 8401教室コンピュータの「メモ帳」で中国語を扱う手順
- 「メモ帳」を起動する
- IMEを「MSPY2.0」に切り替える
- 「メモ帳」ウィンドウの[編集]-[フォント]で「MS Song」を選ぶ
- ピンイン入力で中国語を書く
- 「メモ帳」で中国語を扱う場合の注意点
- 保存するときに、[ファイル名を付けて保存]ウィンドウにある「Unicodeで保存する」にチェックをいれること。
- ファイルを開くときに、「メモ帳」のフォントを「MS Song」にすること。
- 中国語フォントとIMEを使っても文字化けする場合は「Mictrosoft Word」などの中国語対応ソフトを使うこと。
格言
中国語の作文は借文と言える。中国語表現に困ったときはWebページの文章を参考にするとよい。
Webページ作成
HTML文書をつくるのには2つの方法がある。
- 文章にタグをつける
- 手順
- 「Microsoft Word」で本文を書き、HTML形式で保存する。
- できたHTMLファイルをWebブラウザで開く。
- 画面に表示された本文をすべて選択してコピーし、「メモ帳」にはりつける。
- 「メモ帳」で、本文にタグをつけなおす。
- タグに文章を埋め込む
- 「HTML Sorcerer」などのHTMLエディタでタグを入力し、それに合わせて本文を書き込む。
購読[『月刊しにか』2001年5月号 pp26-27 <関連項目:pp36-37,40-41>]
Q:もうパソコンを持っていますが、中国語を使うには他に何が必要ですか?
Aの要点
- 中国語を扱うために必要なもの
- 中国語フォント
- 中国語入力の可能なIME
- 中国語対応のアプリケーション
- ウィンドウズ用中国語ツールについて[p26より引用]
中国語のフォントと中国語IMEは無償で入手することができます。「インターネット・エクスプローラ」なら、マルチリンガルサポート(中国語)とさらに「グローバルIME」(GlobalIME)というネット専用のIMEの中国語版を追加インストールできます。また「ワード98」以降のオフィス製品には、中国語サポート(中国語フォントと中国語版Word文書の読み取り機能)がCD−ROMに収録されています。
とりたてて新しくソフトを買う必要はありません。
先生の補足
- Macintoshの場合、OS 8.6以上であればOSがランゲージ・キットを内臓している。
- この教室の環境(中国語を扱える)と照らし合わせて考えよう。
- 自宅などで中国語を扱えない場合は、どれを満たしていないのかをチェックしよう。
- ツールが足りない場合の症状
- フォントがない→文字化け
- IMEがない→入力したピンインが漢字に変換されない
- アプリケーションが中国語非対応→中国語のファイルを正しく開けない、中国語での保存ができない
- 日本語版Windowsで使える無償IME
- Global IME
- MSPY(中国語版WindowsのIMEで、「Global IME」より高機能。)
<関連項目>
Q:ピンインがわからず読み方も知らない漢字は、どうやって入力すればいいのでしょうか?
先生の補足
- 中文IMEの入力支援機能
- 手書き入力(「MS-IME」、「ATOK」、「チャイニーズ・ライター5」)
- 日本語からの変換
- 部首検索
- ピンイン補完
Q:「ワード」と「チャイニーズ・ライター」で中国語を入力していますが、入力できない文字があります。解決策を教えてください。
先生の補足
- 下記簡体字中国語フォントの名前を覚え、必要な時にはそれらが使えるか確認すること。
- 上記3つのフォントの中で「SimSun」がおすすめ。
- インストールされている上記フォントがフォントの選択リストに表示されない場合は「JS明朝体W3」をアンインストールすること。
参考リンク
- 浙江万里学院
- http://www.zjwu.net/
- 「HTML Sorcerer(フリーウェア)」を使用したホームページ作成講座
- http://ww2.tiki.ne.jp/~masatsu/hp.htm
- 授業用サイト(「基礎知識」から中国語IMEダウンロードサイトへリンク)
- http://www.rikkyo.ne.jp/univ/masutani/diannao/diannao.html
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