テキストと文字の実地検証1(ハングル)
マークアップとは?:
印刷の指定に当たる
活字->写植->DTP
という流れの中、いずれもマークアップを使っている
「画面上で大きくしたい語句を範囲指定し、文字サイズを指定すると、語句の前後に文字サイズ指定の制御符号がはいるのである。印刷所に渡す原稿でいえば、制御符号は赤鉛筆の書き入れに相当する。」(p.213)
テキストファイルとバイナリファイル
テキストファイルは文字情報だけからなり、そのままの形でネットワークに送りだしても問題はない(htmlなどのマークアップファイルも)
バイナリファイルはアプリケーションに依存した閉じた世界である(一太郎ファイルはワードで開けないなど)
html:マークアップ文書の90年代後半のデファクトスタンダード。簡単で機種依存しない
XML:今後のデファクトスタンダードか。自分の好きな様にタグを指定できる。
ねらい:これまで、文字コードの問題を「文字の社会言語学」という視点で見てきたが、実際に、「文字とは何か」を既知のかな、漢字、アルファベット以外の文字で検証し、理解を深める。
ハングル:子音字が19、母音字が10の組み合わせによる表音文字。理論的に可能な組み合わせは11172字。
実習
自分の名前をハングルを使用して書いてみる
ハングルの音声表をみながら、簡単な文章を読んでみる
(朝起床するとみな忙しい/まきを割る夫、コーヒーを沸かす若い妻/背の高い青年とかわいい少女はお膳を用意中である:という文章の韓国語訳)
(文責:佐々木+舛谷)