1)前回の「ふりかえりシート」から
「持続可能でない社会の要因」(環境に関するものを除く):
衛生・病気 貧富の差 女性差別 利己主義 伝染病
SARS/HIV・AIDS 戦争・内紛 (人権)無視 自然災害 人口
教育 資源・エネルギー 化石燃料 伝統技術・・・
このように「持続可能な社会」を脅かす要因には、環境以外のものも数多い。
もっとも持続可能でないのが「戦争」である。
2)ワーク1「平和から連想するもの」(ウェビング、クモの巣アプローチ)
「平和」から連想するモノを順次あげていく。
鳩 戦後 安全 ヒロシマ 自由 共存 愛 平等 国連
協調性 降伏 思いやり 憲法9条 民主主義 日本・・・
3)ワーク2「平和に関する出来事」(タイムライン)
「世界・社会」あるいは「自分(の身の回り)・地域」で起きた「平和」に
関する出来事を、過去(1980年頃)から現在(2005年)までの年表に書き記す。
また、現在から未来(2020年頃)までに起こりそうなことを書き記す。
4)ビデオ視聴
NHK制作の『NHKデータマップ「戦争はなくせないの?」』を視聴。
5)平和問題の変遷
*戦後〜1980年代
平和問題は「東西対立・東西問題」であった。
・2つの超大国(アメリカとソ連)の対立:「東西冷戦」の時代
・イデオロギーの対立:共産主義・社会主義 対 資本主義・自由主義
・核兵器による抑止
*1990年代以降
ソ連崩壊後は国家間の対立や争いに代わって・・
・民族対立や宗教対立による内戦の激化
・過激派集団による国家へのテロ(「9・11」事件など)
その背景には、貧富の格差や経済のグローバリゼーションがある。
6)「積極的平和」と「構造的暴力」
*ノルウェーの平和学者ヨハン・ガルトゥングの問題提起:
「戦争がないことが本当の「平和」なのか?」
「戦争がない」状態のことを「消極的平和」と定義。
「戦争の原因がない」状態のことを「積極的平和」と定義。
*戦争の原因とは?:
貧困 差別 格差 抑圧・・・・
人を直接に傷つけないこうした暴力を「構造的暴力」と定義。
*「持続可能な社会」とは「構造的暴力」のない社会でもある。