共通自由演習8  私たちにできること

 

田中治彦 第13回 2005年7月12日(火)

 


 最後の授業となる今回は、これまでの講義やワークショップを総括する意味で、@タイのバーン村に対してできることと、A今後自分がしてみたいこと、の2つについてランキングの手法を用いて考えてみることとした。

 

●課題1「バーン村にできること」

 アイコさんたちのグループがバーン村に対してできること(AからI)のうち、もっとも重要な順にダイヤモンド型に順位をつけてみることとした。

 

A:バーン村に関わっている北タイの現地のNGO活動にお金を送る

 B:バーン村やNGOのことについてもっと学ぶ

 C:バーン村の学校に寄付を続ける

 D:バーン村や北タイのNGO活動について回りの人々に伝える

 E:バーン村でワークキャンプを行う

 F:バーンの村人が必要と考えるプロジェクトに寄付する

 G:バーン村や北タイのNGOの人を日本に招く

 H:特に何もしない方がよい

 I:(自分が考えるその他の項目)

 

優先順位  グループ1 グループ2 グループ3 グループ4 グループ5

 

 @     I B    B    B    B

AB   BF DF DF AD EF

CDE ADE EGI  EIH CFI  ACI

FG   CG AH AC EG DG

 H   H C   G H H

  

1(I):バンコクやチェンマイでのチャリティ・イベント

      2(I):タイについてもっと知ること

      3(I):(特になし)

      4(I):色々な援助の方法を考える

      5(I):技術的な援助

 

●課題2「自分がやってみたいこと」

 これまでの学習を通じて、自分が今後やってみたいと思うことを、やってみたい順にダイヤモンド型に順位をつけてみた。

 

 A:スタディツアーやワークキャンプに参加する

 B:開発問題や国際協力について学ぶ

 C:自分の町や日本の問題により関心を持つ

 D:募金などに応じる

 E:海外でボランティア活動を行う

 F:大学の授業をより真剣に受ける

 G:日本のNGO活動などに関わる

 H:当面は何もしないだろう

 I:(自分が考えるその他の項目)

 

 最上位のものだけを全員で共有した結果は、次のようになった。

 

 A:1名  B:6名  C:9名  D:2名

 E:2名  F:4名  G:0名  H:1名

 

 I:4名 *教師になって子どもたちに教える

      *ワールド・バザールを開く

      *留学生支援のボランティアを続ける

      *NGOを訪問する

 

●おわりに

 この共通自由演習では、国際協力やNGO活動をテーマに、10回以上にわたり、ワークショップを行ってきた。将来、NGO活動や国際協力に関わりたいと考えている人たちにとって、ヒントやきっかけになればと思う。国際協力の現場やNGOが取り組んでいる問題は、ワークショップで考えた以上に複雑であり、また困難なものである。関心のある人は、第11回に紹介した参考図書を読んだり、ボランティアやインターンなどとしてNGO活動に関わるなどして、自分から次のステップを踏んでいって欲しい。


 

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