図説社会福祉7 児童をめぐる相談の内容は


資料)厚生省『社会福祉行政業務報告』より作成

 児童相談所で年間に受付けた相談件数は、1951年の14万件から65年に約2倍の27万件になった。その後は25万件前後の年が続いていたが、90年代には増加に転じ、97年には32万件となった。他方、福祉事務所で処理した児童福祉関係の件数は、1955年には26万件であったものが、75年には100万件へと激増したが、以後は100万件前後で推移している。
 1997年に児童相談所に寄せられた相談内容をみると、心身障害相談が最も多く52.1%と全体の約半数を占めている。次いで、育成相談、養護相談、非行相談の順である。
 心身障害相談の中では、知的障害相談の件数が特に多く半分以上を占めている。育成相談には多様な問題が寄せられており、性格行動に関するものが最も多い。次いで、不登校、しつけ、適性に関する相談の順である。