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Vol.10 [2008-03-31発行]  PDF版

●ムハマド・ユヌス氏
●キャンパスの声・在校生紹介
●新任教授紹介
●ある講義のひとコマから/講師紹介
●活躍してます!修了生
●公開講演会
●南太平洋の島国ツバルを救え!
●21世紀社会デザイン研究学会のご案内
●[Schedule]行事予定/編集後記

Vol.9 [2007-07-12発行]  PDF版
Vol.8 [2007-04-11発行]  PDF版
Vol.7 [2006-11-15発行]  PDF版
Vol.6 [2006-03-15発行]  PDF版
Vol.5 [2005-08-31発行]  PDF版
Vol.4 [2004-12-20発行]  PDF版
Vol.3 [2004-07-31発行]  PDF版
Vol.2 [2004-01-31発行]  PDF版
Vol.1 [2002-09-20発行]  PDF版

『Social Designer』Vol.1は、PDFファイルでご覧ください

コミュニティデザイン学演習(ボランタリーネットワーク論)

石川 治江 先生

多彩な経歴、吸収して実践

 ボランタリーという言葉が授業名にあるので、内容は福祉 に関することなのか?と思われるかも知れません。実際は、 受講者が色々アイデアを出し合い、その中からテーマを設定 し、学内や文献資料だけではなく、広く学外に出て自分の足 を使って見聞きし、最終的にまとめて最後の授業で発表しま す。今年は「ファシリテーター」「ネットカフェ難民」「お産 難民」という3つのテーマがあり、受講者はそれぞれ興味の あるテーマを選んでチームを組み、チーム毎に取り組んでい ます。
 いつも授業はにぎやかに(中央が石川先生)
いつも授業はにぎやかに(中央が石川先生)
 石川先生はそれぞれのテーマに沿って的確なアドバイスを 下さいます。先生が学生と一緒にフィールドワークに向かう こともありますし、ゲストスピーカーは学生がお話 を聞きたい、という方を授業にお呼びします。
 ここ数年、お正月には公園に集まるホームレス支 援として甘酒を振る舞っています。昨年までの受講 生にも声をかけ、当日参加者が集まってきます。
 このように、大学院の授業としては一種自由で型 破りな面があるのが先生の授業の魅力です。現在、 NPO法人ケア・センターやわらぎ代表理事を勤め ている先生は、過去に外資系企業の秘書、喫茶店経 営、居酒屋の女将など、様々なお仕事を経験されて おり、先生のお話にはいつも引き込まれます。
 先生の人生の転機は、障害者施設を見学に行った ことから始まります。ここから福祉の世界と関わり 合うようになり、立川駅にエレベーターを設置する 運動や生活支援ボランティア組織の運営を経て、 1987年に24時間365日の在宅福祉サービスを提供す るケア・センターやわらぎを設立します。介護保険はやわら ぎのシステムを取り入れているとのこと。この間のお話はぜ ひ授業で先生からお聞きしましょう。聞き終わる頃は、きっ と先生の魅力的な人生と人柄に惹きつけられているはずです。


講師紹介

鈴木 由紀子 先生

 都心の大学で、四季折々に異なる表情を見せる木々と校舎との調和を楽しめるのが、池袋キャ ンパスです。本格的な冬を前に、レンガの建物が紅葉に包まれ、大きな銀杏の木々の黄葉はこぼ れるばかりで、王者のように私たちを見守っています。私が後期にクラスを開講している理由の 1つは、この美しさが味わえるからです。
鈴木 由紀子先生  その四季の移り変わりよりも多彩、そして多才なのが、21世紀社会デザイン研究科の院生の方々 です。授業は、報告、質疑応答が中心ですが、社会人の方が多いだけに実務経験に根ざした貴重 な意見が飛び交います。皆さん、自分の研究領域にとどまらず、社会に対する問題意識が非常に高く、私の研究にも大きな 刺激となっています。日本でも多様性(diversity)が、企業の競争力の源泉になると言われるようになっていますが、この 研究科ではまさにそれが「実現している!」と感じるのは私ひとりではないと思います。修了後、博士課程などに進まれ研 究を続けられる院生も少なくないので、学会などを通じて交流が続いている方々もいます。