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石川治江 先生 (客員教授)
「まずいものってなんですか」新参者の客が聞く。
「美味しくないものです」女主
人が答える。「この店はね、まずいものを売っているんですよ、結構いい値段でね」
と客の一人が合いの手を入れる。「それひとつください」新参者は怖いもの見たさ
と食べたさで注文する。「返品もダメ、文句もダメですよ、だってまずいものなん
ですから」女主人はニヤッとして念をおす。「美味い!!」新参者はこう叫んで常連
客となる。私は7年間ほど飲み屋を経営していた。当時のひとこまを紹介した。
命名とはチャンスである。命名とは摩訶不思議な力を持つ。命名とは歩む道を示
唆するものである。と日頃から考えていた7年前に「21世紀社会デザイン」と名乗
る大学院ができるという。ホントにそのような命名なのかと半分疑い、半分嬉しく
なったことを記憶している。
多彩で多様な社会構造は一筋縄ではいかない。今を生きる人としてなにを伝え、
なにをパスできるかが問われている。本学に入学してくる学生たちは実に多彩であ
る。そしてなにかしらの問題意識を持ってきているので、活発な議論と行動力があ
る。しかし、物事を興し人々を巻き込み社会に認められることは並大抵のことでは
ない。
ここで次の5つのキーワードを皆様に贈りたい。「信念」「運動」「人脈」「蓄積」「先進」だ。そしてもうひとつ「一
人で見る夢はただの夢、みんなで見る夢は実現する」これはオノヨーコの言葉だ。
「立川駅エレベーター設置運動」も「24時間365日の在宅福祉サービス」も皆で夢を見たから実現できた。
これからも院生の皆様と楽しい授業を体験したい。
■担当科目:ボランタリーネットワーク論
■略歴:社会福祉法人にんじんの会理事
長、NPO法人ケア・センターやわらぎ代
表理事。専門は地域福祉とQOL活動。
佐野淳也先生 (准教授)
みなさんこんにちは! この4月から新しく研究科に加わった佐野淳也です。
僕は1971年徳島市生まれ(得意技は阿波踊りです)。愛知の日本福祉大に進学し、
そのときホームレス支援をはじめ様々なNPO・市民活動に触れました。
大学卒
業後は、震災後の神戸で1年間被災者支援のNPOスタッフとして働き、その後
インド南部のチェンナイ市に拠点を置くNGOのインターンとして、1年間南ア
ジア各地の農村・スラムをまわりました。帰国後は一橋大学社会学研究科に進学
し、地元・徳島市での吉野川可動堰建設を巡る住民投票運動とそこでの「市民的
専門性」をテーマに修士論文を書きました。
大学院卒業後は、国際環境NGOのFoE Japanや、葉っぱビジネスやゼロウェ
イスト政策で知られる徳島県上勝町のまちづくり会社、(財)国際開発高等教育機
構(FASID)など様々なセクターでの仕事を経験しました。その後、東京学
芸大学環境学習研究員を経て、立教にやってきました。この4月に新しく開学し
たシニア向けの生涯学習プログラム「立教セカンドステージ大学」でも、地域づ
くり・NPOの授業を担当しています。
社会活動としては、低い環境負荷と高い幸福度が両立する新しいコミュニティ
づくりを目指すNPO「日本エコビレッジ推進プロジェクト」や、静岡県の農的共同体「木の花ファミリー」での生
活体験プログラムづくりなどを行っています。
21世紀型「懐かしい未来」コミュニティ像を皆さんと一緒に描いていきたいと思っています。どうぞよろしくお願
いします!
■担当科目:21世紀社会デザインとして
のNPO・N G O
■略歴:国際環境NGO FoE Japan、(財)
国際開発高等教育機構(FASID)、東京
学芸大学環境学習研究員など経て現職。
NPO・NGO 論が専門。
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