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この4月より、21世紀社会デザイン研究科では、新たに3人の
先生方をお迎えしました。研究科の学際性にさらなる彩りを添
えてくださるであろう先生方にメッセージをいただきました。
赤井田 健造 先生
武蔵工業大学卒業後、セコム株式会社入社。システム開発、技術業務統括、電
子化マニュアル整備、企業内研修ほか、各部門を歴任し現在に至る。
35年余の企業生活を経て、この4月から立教大学
教員の一人に加えていただきました。企業活動では、
セキュリティの領域で常に先進性を追求してきたと
いう確信がありましたが、これはあくまでもクロー
ズされた世界のことです。大学院で学ぶ学生諸氏は、
それぞれの分野で社会活動している方々が多く、ま
たその裾野も広い。長年一企業で活動してきた私と
しては、従来意識したことがない知識環境に、今立っているこ
とを実感しています。私は、知識とは必ず行動を伴うもの、あ
るいは行動に帰結するものだと
考えてきました。限られた履修期間を自身の行動力
を強化するために集中してほしいと思います。
長 有紀枝 先生
認定NPO法人難民を助ける会理事長、認定NPO法人ジャパン・プラットフォーム共同
代表理事。専門は平和構築、人間の安全保障、ジェノサイド研究、国際人道法など。著
書に『スレブレニツァ−あるジェノサイドをめぐる考察』(東信堂、2009年)ほか。
皆さんこんにちは。長有紀枝です。現在、難民を
助ける会とジャパン・プラットフォームという2つ
のNGOの代表を兼務しています。前者は1979年に難
民支援のために設立されたNGO、後者は30を超える
日本のNGO、外務省、経団連など多様なステークホ
ルダーからなる国際人道支援のための組織です。難
民支援の現場では、時に人を助けるどころか、まる
で切り捨てているような思いにかられることが多々あります。
だからこそ、教育者・研究者としては皆さんとともに、過去の
過ちを繰り返さない、様々な紛争やジェノサイドの犠牲者の数えきれない死を無駄
にしない仕事をしていきたいと思っています。
齋藤 哲男 先生
社団法人日本在外企業協会業務部長(日立製作所より出向)、放送大学講師、日立オースト
ラリア社長、国際渉外部長、ロスアンゼルス・コーポレート事務所長などを経て現職。経団
連国際労働委員会政策部会委員、日本規格協会リスクマネジメント規格国内委員も務める。
グローバリゼーションの進展とともに、これまでの国
民国家の枠を超えた経済の相互依存がますます高まるな
か、環境問題をはじめとして、極度の貧困や飢餓、疾病
の蔓延など、いわゆるグローバルイシューが増大してい
ます。それに伴い、企業が自らの経済活動のみならず、
地域やグローバル社会において果たすべき役割が拡大し
つつあります。一方、企業にとっての経営環境は日々激
しく変化し、そのリスクは巨大化かつ複雑化し、ビジネス自体の経
済的リスクのみならず、社会的責任(CSR)をも問われるように
なってきています。企業と社会と
の関係を考察することを通して、企業の広範な責任とリ
スクについて、ともに考えていきたいと思います。
第2回 同窓会総会開催
去る5月23日、昨年発足した21世紀社会デザイン研究科同窓会の第2回総会が開催されました。今年3月には
1期から6期の修了生へ勧誘を行い、多くの入会者を迎えました。今年度は、ホームページの開設や恩師の先生
方を交えた交流会が予定されています。同窓会の活発な活動を通じて、研究科の財産であるネットワークがさら
に発展することが期待されます。
21世紀社会デザイン学会2009年度総会開催
同窓会総会と同じく5月23日、21世紀社会デザイン学会の総会が開催され、2008年度の総括、報告、および
2009年度の運営について議論が交わされました。発足から4年目を迎えた今年、学会の会員数は325名にまで増
加しており、研究科内外を問わず関心の高さを物語っています。第4回の年次大会は12月5日(土)・6日(日)
に開催されます。皆様のご参加をお待ちしています。
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