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21世紀社会デザイン研究
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   キャンパスの声・修了生紹介
キャンパスの声

9期 沼田元明(ぬまたもとあき)さん

人と人とのつながり、絆、連帯、合意形成に興味と関心あり!

沼田元明(ぬまたもとあき)さん

1974年中央大学卒業。2010年3月東京経済大学大学院コミュニケーション学研究科修士課程修了。外資系IT企業の人事統括本部で人事労務を担当しながら、ほぼ毎日通学出来る就業環境と研究環境に感謝しています。

 大学を出て30年近くが経過し50代の半ばになった頃、自分の中で社会人としての経験を何かにまとめてみたい、書き残してみたいという欲求が湧いてきました。ある時、通勤電車の中央線の車窓に、いつも見慣れた風景の、ある大学の校舎が私の眼の中に飛び込んできました。それは新鮮な驚きで「もしかすると自分が探していたものは、これかも知れない」と勝手に思い込んでいました。

 それから、大学のホームページを調べ、大学院の入試説明会に足を運び、教授や院生の方々と話をするうちに「入学して勉強したい」という想いが強くなり、受験・合格・入学と順調に進みました。しかし、試練はそこから始まりました。修士論文のテーマは、研究が進むにつれて、入学当初のテーマから180度ずれていきましたが、やっとの思いで修士課程を修了しました。  しかし、研究したい学問分野も修士論文の出来映えにも自分自身が納得できず、「もう一度、修士課程に入学して研究を再スタートしたい」と考えるようになり、立教大学の本研究科に入学しました。今は、良き教授陣、先輩、同期生に囲まれ、学生と社会人の充実した生活に満足しています。

9期 山口薫(やまぐちかおる)さん

愛犬「大左衛門」もそろそろ立教デビュー!

9期 山口薫(やまぐちかおる)さん

宮城県出身。日本航空株式会社入社。客室乗務員として世界33カ国の空を飛ぶ。その後航空業界を志す学生の就職指導や社会人教育の講師となり、2005年の愛知万博では日本館スタッフ教育を担当。

 「人と動物(犬)の繋がりが生む新しい21世紀社会」これが私の研究テーマです。初対面であっても、世界中の人達が犬を通じるとすぐコミュニケーションがとれることを、仕事で訪れた各国の街角で体験しました。

 またその昔、犬は航空の守り神であると言われ、パイロット達が空港に犬を連れて行き、フライトを終えて無事に帰ってくるまで犬がそこで待っていることが習慣であった時代もあります。近年では、犬を飼うと血圧が下がり、心臓発作の再発防止になったり、学校で犬を飼っている立教女学院小学校では不登校児がゼロになったりという結果が出ており、人と犬との関係には、実はすごいパワーがあるのです。そんな私の愛犬はイギリス生まれのセラピードック『大左衛門』。体重60キロでクマさんのような巨大なぬいぐるみです。そろそろ立教デビューをしようかと思っていますのでキャンパスで見かけたら、大ちゃん!と呼んで下さいね。

 それにしても、久し振りの学生生活がこんなにも気楽で楽しいとは思いませんでした。昔より沢山の本を読み、研究している毎日。立教の自由な空気を心から満喫しています。

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修了生紹介

2期 石井大輔(いしいだいすけ)さん

研究の過程で得た人脈は大きな資産

石井大輔(いしいだいすけ)さん

21世紀社会デザイン研究科 博士前期課程(2期)修了 立命館大学を卒業後、富士通株式会社に入社、営業とマーケティングを担当。修了後、CSR/環境報告書の制作会社を経て、2007年8月より(特活)シャプラニール=市民による海外協力の会で勤務。

 念願であった国際協力NGOで働きはじめて3年が経ちます。大学院修了直後は、CSR/環境報告書の制作会社勤務と少し寄り道をしましたが、国際協力NGOで「広報」や「企業・団体との協働」を担当する上で、良い経験となっています。

 大学院では「社会的企業とソーシャル・キャピタル」をテーマに研究・調査を行いました。論文の内容は人前で披露できるほど立派なものではありませんが、研究の過程で得た人脈は私の大きな資産となっています。ご指導いただいた先生方、ヒアリングに快く応じてくださったNPOやNGO、社会起業家の皆さん、さまざまなバックグラウンドを持った同級生、年上の後輩たち…。NGOやNPO、社会的企業、CSRに関わるキーパーソン、しかも現場で活躍する実務者が、ここまで集まってくる大学院は他にはないでしょう。修了後は、学生と先生といった立場を超えて、社会の変革や新たな社会デザインを目指して連携ができます。実際にNGOで働きはじめて、改めて21世紀社会デザイン研究科の魅力を感じています。

 人生80年と考えたら、大学院の2年間は3%にも満たない期間です。それでも私にとっては3%以上の影響力をもった2年間となり、一生大切にしたい資産を得ることができました。

2期 中根みどり(なかねみどり)さん

研究した理論生かして、職場で企画提案

中根みどり(なかねみどり)さん

1952年、東京生まれ。国立(くにたち)音楽大学4年時に(財)東京都交響楽団に入団。同大学卒業。オーストリア・ザルツブルグのモーツァルテウム音楽院に1年間留学。立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科博士前期課程(2期)を修了。現在、東京都交響楽団第1ヴァイオリン奏者。

 子育てが一段落した私は、50年来続けてきた自分の演奏活動を客観的に見直してみようと思いました。その過程で、教育学や心理学の分野を模索しているうちに、人のつながりの大切さに気づき、共有感覚を大切にして新しい社会を考えていくという理念に基づいた立教の社会人大学院で学ぼうと思ったのです。

 NPO論、組織論、ジェンダー論、マネジメント、メセナ、社会貢献などの講義を受講するために、ヴァイオリンを持って登校する日々が続きました。学業と仕事の両立は、思った以上に大変でありましたが、3年かけて自治体の芸術文化組織のあり方を考察する修士論文をまとめることができました。

 大学院修了後、私は、奏者としての立場から、大学院で研究した組織論、マネジメント、親密空間などの理論を生かして、自治体のオーケストラにふさわしい都響のヴィジョンをもとに、企画面において提案しています。一方、サロンコンサートの活動も続けており、音楽のジャンル、演奏の場に囚われることなく、音楽を媒介に演奏者と聴衆の共有空間をデザインしています。聴き手と話を交えて、若い演奏家や作曲家の発表の場や、オーケストラにない楽器との共演の場のマネジメントをしています。