立教大学ホームページへ
問い合わせ・資料請求立教大学HOME
21世紀社会デザイン研究
TOP > Vol.16 >

   研究会紹介

 21世紀社会デザイン研究科には現在、多くの研究会が活動しています。 研究会とは、ゼミ、学年、大学を飛び越えた学びあいの場です。今回紹介した2つのほか「コーズ・リレイテッド・マーケティング研究会」「コミュニティ政策研究会」「ディープエコノミー研究会」「教育政策研究会」「出産育児環境研究会」「ジェンダー・セクシュアリティ研究会」「働きがいデザイン研究会」「エンパワメント実践研究会」などがあります。ぜひ参加してみて下さい。

OB・OGとのつながりは貴重な財産

危機管理研究会

 危機管理研究会では、21世紀社会が抱える危機を様々な視点から研究しています。原則として、毎月第三水曜日(年度初めに開催日、教室が告示されます)の18時30分から定例会が池袋キャンパスで開催されます。毎回10〜20名が参加し議論を交わしています。現在の在籍者数(1期生からの卒業生、在学生、研究科以外の人、教員)は70名以上です。

 定例会は、大きく分けて三部構成です。まず、危機管理に関するビデオを見ます。次に、前任の教授である佐取代表がビデオの解説をし、参加者同士で議論を行います。最後に、前もって希望している発表者が自身の研究テーマや議題を発表し議論します。在学生が論文進捗状況を発表することもあります。ゼミ以外で指導を受けられるという意味で貴重な時間となります。参加者には、1期生をはじめとする修了生もおり、様々な角度から適切なアドバイスを受けることが可能です。終了後は、キャンパス近くの中華料理店にて懇親会が行われます。

  定例会以外にも、春、夏合宿やセコム見学会が設けられています。春、夏合宿にもOB・OGが参加し、論文指導では、さまざまな意見が出され議論されます。三鷹にあるセコム見学会では、オペレーション施設や、製品開発の現場等を見学できます。さらに、画期的な消火器や、AEDを使った体験ができます。他にも、一昨年は東京航空交通管制部見学会も開催され、レーダーに表示される航空機の動きを監視する航空官の姿を見ることができました。どれも、通常行けない場所を見学できる貴重な時間です。
当研究会では、危機管理の情報はもちろん、論文指導も受けられます。そして何より、OB・OGとつながりを持つことができます。毎月、OB・OGとつながりを持てる研究会は他にはありません。有意義な時間を過ごせることは間違いないでしょう。毎回の研究会への参加申し込みは不要です。興味のある方は、是非参加されることをお勧めします。

<DETA>
2004年5月設立。代表者である佐取前教授と赤井田教授が中心となり、2010年度は定例会の他、下記の活動を実施。
・セコム見学会(三鷹:2010/8/4)
・夏合宿(軽井沢:2010/9/4,5)
・春合宿(御殿場:2011/3予定)
連絡先:a-satori@rikkyo.ac.jp(代表:佐取)

ミュージアムの遊び方をデザインする

ミュージアム・デザイン研究会

 ミュージアム・デザイン研究会は、インターネットの時代において、改めてミュージアムでの体験とはなにかを振り返り、これからのミュージアム体験をどのようにデザインするかを研究テーマとしています。現在3名のメンバーとともに小規模な研究会活動を行っており、今年で3年目となりました。メンバーの専門性も文化政策、教育、そしてサービス/ホスピタリティと異なる視点から、それぞれの関心分野をクロスさせてディスカッションを行っています。

 本年は、前半をミュージアムに関する輪読を行うことを目標に、これまでに『ミュージアムの思想』『芸術崇拝の思想―政教分離とヨーロッパの新しい神』といった本を数回に分けて輪読をしました。毎月1回、2時間程度の時間をあて、改めて「ミュージアムとは何か」を掘り下げるとともに、ミュージアムの歴史的な変化と、現代におけるミュージアムの役割の変化について、国内外の事例も参照しながらミュージアムの政策的な問題点と、ひとりひとりの利用者にとってのミュージアム体験が大きなギャップを持っていることが見えてきました。

 また、各メンバーの研究発表も行われ、ここ数年で盛り上がりを見せているミュージアムリテラシーやエデュケーターの問題についても、取り上げられました。ミュージアムについては多くの場合「今やっている展覧会を見に行く」というスタンスが主流です。しかしその一方で、ミュージアムを家や学校・職場の次にあたる第3の場所(サード・プレイス)として位置付ける取り組みが、いくつかのミュージアムで見られるようにもなってきました。ミュージアムの日常化をどうやったらできるのか、というのは大きな課題の一つでもあります。

 昨年4月に行われた事業仕分け第2弾では、国立のミュージアムが唯一「拡充」を指摘された対象となりましたが、しかし予算はつかないという状況の中で、ミュージアム体験をどう人生の中に位置づけるか。そのための体験デザインについて研究会でチャレンジしていきたいと考えていますので、ご興味のある方のご参加をお待ちしています。

<DETA>
2008年設立。
山村真紀が代表となり、2010年は1〜2か月に一度の研究会を行っています。
参加希望の方は下記までご連絡ください。
連絡先:yamamura@mslab.asia(担当:山村)