新潟中越地震
孤立していた川口町への支援活動
2004年は台風・豪雨災害、新潟中越地震と大災害が連続した年であり、災害救援ボランティア(NPO)の重要性が改めて認識された年でもありました。私が事務局長(非常勤、無給)を務める災害救援ボランティア推進委員会(会長:石原信雄、設立1995年、会員3581名)は新潟中越地震でのボランティア活動にも積極的に取り組みました。
主な活動は隣接県群馬県と協働での被災地川口町への支援活動です。具体的には11月4日より12月3日まで毎日、川口町に向けて日帰りバス(1台40名定員)を運行し、群馬県内で募集し、登録したボランティアを中心に延べ千名近くを派遣しました。被災地での活動では救援物資の仕分けに始まり、仮設トイレ定期清掃、美容・マッサージ・獣医等の専門家によるサービス、避難解除後は震源地に近い木沢地区で後片付けや農作物刈り取り、雪準備の手伝い等に汗を流しました。今回の活動は行政とNPOがパートーシップを実現した活動として、地元では川口町に大変感謝される地元密着型活動として注目され、全国版で読売新聞、朝日新聞、毎日新聞、時事通信、地域ではNHK、地元FM、群馬県主要新聞で紹介され、評価されました。
NPO、ボランティア、ネットワーク、危機管理を勉強し、実際の活動に活かそうと思う人は多様な人材がいわが研究科をおすすめします。
3期生 沢野次郎(災害救援ボランティア推進委員会事務局長、財団法人日本法制学会専務理事。研究テーマ:災害と災害ボランティア、地域防災)
指導
教授:川村仁弘
「すかっ子セミナー」と
「横須賀市民の自治基本条例をつくろう会」の活動
NPO法人よこすかパートナーシップサポーターズ(YPS)は、市民活動支援を主目的とする団体で、横須賀周辺の市民活動団体のネットワーキングや活動支援、行政と連携する事業の支援などを行っています。
「すかっ子セミナー」は、YPSが市内の活動団体に呼びかけ、プランニングワークショップを行って作り上げ、実行委員会制で3年間継続実施している小中学生のための市民活動体験プログラムです。毎年、自然環境、福祉、国際協力など様々な分野で活動する20近くの団体が協力して、8コース前後のコースを運営し、YPSは実行委員会の事務局を担っています。受講生が指導者_まちづくり人材として成長すること、異分野の団体間のネットワーク形成を目標に、今後も継続実施していく予定です。
「横須賀市民の自治基本条例をつくろう会」は、発足してまだ1年ほどですが、市政策研究所の研究会にNPO法人公募委員として参加したことをきっかけに、公的な研究会とは別に市民間の取り組みをはじめたものです。近隣自治体の事例報告会や勉強会、報告者や講師に市民団体関係者を交えてのフォーラム、アンケート調査などを実施し、市民案作成を目標に活動しています。研究科の分権社会システム論で学んだ地方分権、地方自治のトレンドを実践する機会となっています。
1期生 藤澤浩子〔現在法政大学大学院人間社会研究科人間福祉専攻(博士後期課程)(山岡義典研究室)研究生。特定非営利活動法人よこすかパートナーシップサポーターズ代表理事)〕指導教授:中村陽一 |
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