小林 勢以子
経歴と修士論文
1980年東京理科大理学部卒業。中学高校化学教師を経て家庭に入り、子育てのかたわら生協理事を務める。修士論文のテーマは「グリーンツーリズムという手法を使った社会システムの転換―NPOにおける実践について―」。
生協で食と農、食育など担当し、このままの日本では農業を担う人がいなくなってしまうのではないかという危機感がありました。この研究科で学んでいく中で、豊かに生きていける21世紀の社会をデザインしていくためには、都市も農村も力を出し合い一緒に考えていく組織が必要と感じ、先に出来ていた21世紀社会デザインセンターや多くの人に支えられ今年(2004年)、7月NPO法人日本グリーンツーリズム・ネットワークセンターを設立することが出来ました。
活動を続ける中で、10月には岩手県の金山町自然フォーラムinかねやま2004の基調講演の依頼を受けました。講演では、「私の願いは子供が豊かに生きられる日本、ずっと林業・農業・漁業のできる美しいままの日本でいてほしいということであり、都市住民は農山村から暮らし方、生き方、教育、歴史、文化いろいろなことを学びたいと熱烈なラブコールを送っていること、相互交流が必要と感じていること、それは、都市と農山村の交流のアンケートの結果に出ていること」などを話しました。農山村には自然とともに生きてきた誇りある人間の原点があるように思いました。さまざまな出会いの中で、風景以上に心の美しさ、生き方の美しさをNPOの活動を通じて多くの人に知ってもらいたいと考えています。 |
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