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2006年6月、池袋キャンパス7号館にて、21世紀社会デザイン研究学会設立総会が開催され、正式に発足しました。
現在のさまざまな社会的課題に、政治・行政に加えて
NPO、NGOなど非営利組織が台頭しています。この状況
に際して、新しい時代の方向性や価値を生み出し、21世紀
の市民社会をともに創りあげていく場としての学会のスタ
ートです。

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顧 問: |
福原義春氏(資生堂名誉会長)
栗原彬(日本ボランティア学会代表)
林雄二郎(日本フィランソロピー協会前会長)
太田達男(公益法人協会理事長)
船戸良隆(国際協力NGOセンター理事長)
山本貞雄(跡見学園女子大学教授)
加藤善次郎(日本リスクコンサルタント協会理事長) |
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会 長: |
北山晴一(立教大学教授) |
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副会長: |
浅野史郎(日本フィランソロピー協会会長)
石川治江(社会福祉法人にんじんの会理事長)
出口正之(国際NPO/NGO学会(ISTR)会長) |
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事務局長: |
笠原清志(立教大学教授) |
民で公を担う、
大きな社会の転換に向けて
呼びかけ人代表 福原義春(資生堂名誉会長)
1989〜1990年代にかけて、ベルリンの壁の崩壊、インター
ネットの普及をはじめとして、パラダイムが変化、地球は平
たくなり、日本、そして世界の社会の概念は大きく変わりま
した。そしてミレニアムを迎えると、大きな変化に対する期
待、不安などが目の前のこととして明らかになってきました。
課題に対して数字に換算して原因や結果を分析、論理的に
考えるということも、これからは、従来の方法では通用しな
くなってきています。方法論において、現場ごとに違った状
況が生まれようとしているのです。21世紀のそのような変化
に際し、教授、学生ともに社会に提言してゆく場面が多く起
きてくるのではないでしょうか。
民が公を担う、天動説から地動説ほどの大きな転換が可能
になりました。学会の皆さんの力で世の中が変わってくるの
です。また、同時に研究テーマも増えてきます。私は北山
先生の声に応え、学会の発起人をお引き受けし、本日、設立
にいたりました。これからご一緒に世界を切り開いていきた
いと思っています。
21世紀のグランドデザインを考える
世界に開かれた幅広い
知のネットワークの形成を
会長 北山晴一 (21世紀社会デザイン研究科委員長・教授)
現在、私たちの人類社会において、従来の規範や価値観が
音を立てて崩れようとしています。文明的危機さえも指摘さ
れています。また社会経済の多様化やグローバル化の進行は
その危機を多様化、かつ大規模化させています。これらにい
かに対応するかが社会的な課題となっています。
これらの課題を考究するために、立教大学では21世紀市民
社会のグランドデザインを描き、かつ実践的に担いうる人材
を育成する場として、大学院に21世紀社会デザイン研究科を
設置しました。人権意識に裏付けされた新に共生的な社会を
創成するために必要な理念と知識と技術をともに考えていく
ことを目的としています。
これからの市民社会の課題は、重要な課題と認識しながら
検討の責任を企業や国など既存の組織に委ねるだけでなく、
市民一人ひとりが積極的にかかわっていくことが要請されて
います。そのためにも、21世紀社会のグランドデザインを考
える人材の育成をいかに行っていくかが重要です。ともにデ
ザインを描き、速やかに実行するには、多くの人がネットワ
ークをとりながら考える必要があります。
社会デザインを管掌する関連分野を次の7分野としていま
す。コミュニティデザイン分野、CSR分野、国際貢献・平和
学分野、非営利組織分野、危機管理分野、都市防災分野、文
化・芸術組織分野。21世紀社会デザイン研究学会はこれらの
分野の先輩学会と協働しながら、21世紀社会デザインという
分野の確立を目指します。市民と学問が一体になり、世界に
開かれて伸びていくネットワークを創っていきたいと考えて
います。
学会発足のきっかけは
21世紀社会デザイン研究科の設立
事務局長 笠原清志 (21世紀社会デザイン研究科教授)
21世紀のグランドデザインを描くことは、言葉でいうほど
容易ではありません。その際にはさまざまに異なる、ときに
は対立するかもしれない多様な考えや立場を、いかに市民社
会創成の酵母としていくかが大切です。そのための議論は大
学の枠を超えて広く社会の各界、各分野の人々との意見交換
の場、持続的な研究の場が必要です。以上の立場から、社会
の数多くの方々の参加を得るとともに海外の研究機関や大学
との連携を視野に入れたものとして、この21世紀社会デザイ
ン研究学会の設立が必要不可欠と考えました。学会活動を通
じて多様な知が統合され、多くの研究者や実務家も参加し、
世界に開かれた幅広い知のネットワークの形成が可能になる
と思っています。
(報告:進士多佳子・鈴木隆雄)
◆◆ 設立記念講演会 ◆◆
「学会に期待すること」
講師:清原 慶子氏(東京都・三鷹市長)
『21世紀社会で学問に期待されていることは、“課題発見”と“課題解決”です。私たちが日常で感じる様々な
“ズレ”の解決方法を検討・比較するにあたって、自分たちの言葉で考えていく場や学問の力が必要となってきます。
本日、設立された21世紀社会デザイン研究学会は、未来志向であるとともに、過去を尊重しつつビジョンをつくる
学問を集約した学会であり、まさに“課題発見”と“課題解決”を象徴するネーミングです。
また、21社会のグランドデザインを考えていく時には、どういった社会を創りたいのかを、情熱を持って語りあ
うことが必要です。三鷹市基本構想の三大理念でもある、平和、人権、自治については、まさに大学や学会でこそ、
学生や研究者が思う存分議論しなくてはならないことであると考えております。そして、本学会に期待することは、
大いなる政策提案の場となり、国や自治体と一緒にその“担い手”にもなっていただくことです。幅広い視点を持っ
た皆様が、それぞれの場で主人公となり、包容力と柔軟さを兼ね備えた学会運営を目指していただければと思います。』
(報告:大菅佳奈江)
≪年次大会のお知らせ≫ 2006年12月2日(土)・3日(日)
池袋キャンパス7号館にて開催します。大会1日目には、
イタリアの社会的協同組合の専門家で、トレント大学
のカルロ・ボルサガ教授の講演を予定しています。
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21世紀社会デザイン研究学会に入会を希望する方は、所定の書類を添え
て事務局にお申し込みください。常任理事会の議を経て承認となります。
学会事務局:〒171-8501 東京都豊島区西池袋3−34−1
立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科委員長室 気付
info@socialdesign-academy.org
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