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Vol.8 [2007-04-01発行]  PDF版

●[Interview]パラリンピック、これからの日本における役割とは?(大日方邦子 財団法人公益法人協会理事長)
●キャンパスの声/CSRインターンシッププログラム基礎講座紹介
●[座談会]地方議員が語る「本研究科で学ぶ意義」
●公開講演会開催
●第1回21世紀社会デザイン研究学会年次大会開催
●修了生紹介
●[Schedule]行事予定

Vol.7 [2006-11-15発行]  PDF版
Vol.6 [2006-03-15発行]  PDF版
Vol.5 [2005-08-31発行]  PDF版
Vol.4 [2004-12-20発行]  PDF版
Vol.3 [2004-07-31発行]  PDF版
Vol.2 [2004-01-31発行]  PDF版
Vol.1 [2002-09-20発行]  PDF版

『Social Designer』Vol.1は、PDFファイルでご覧ください

可野 倫子さん (4 期)

可野倫子さん  21世紀社会デザイン研究科との出会いは仕事の資 料作成中のインターネットへの『みちくさ』でした。 『社会デザイン』ということばに、何?面白そう!か ら始まり3ヶ月後には数十年ぶりの学生でした。
フリーの管理栄養士として、「おいしいね!」と言 い合える健康な生活と社会をめざし、食をツールに した健康維持促進、予防の仕事をしております。
 大学卒業後、民間企業に勤務、その後恩師の声係りで私の時間に合わせて 頂ける仕事、つまり家庭に負担がかからない仕事(思えば贅沢な話です)を してまいりました。管理栄養士という資格ゆえのことでした。恩師の研究補 助、メディア、病院、企業にレシピや健康に関する調査や情報提供をしてい くうちに、行政の健康教室に携わったことが縁で、「認知症(当時は痴呆) 予防」の研究事業に関わることになりました。「予防」「地域介入」というこ とばに引かれ5年の歳月が流れました。この事業では多くの方と出会いまし た。そして、人間の力、「人と共に生きる力」を実感しました。換言するな ら、グループダイナミクスと行動変容の体感とでもいうのでしょうか。日々 の生活の現象としていくらでもあることですが、その場で「おや?」「あ ら?」と感じたとき、先人たちの書によって紐解かれていくときの驚き、そ して先人たちがつむいだものとの遭遇にはロマンを感じることがあります。 年齢を重ねたからこその面白さでもあります。この『みちくさ』はお奨めで す。
 そんな生活も「修士論文」という到達点に向かっていますが、21世紀で 得たことは次の『みちくさ』へ楽しみを広げてくれる予感がしております。
記・2006年11月


滝沢千代里さん (4 期)

滝沢千代里さん 関西の広告代理店でCF制作に携わり、都内のプロ ダクションに呼ばれて上京。コマーシャル企画から、 イベント、コピーライティングまで十年近く広告畑 で過ごした後、某テーマパークの広告制作部に入社。 テーマパークのパンフや劇場の脚本、社長の挨拶文 まで書き、自嘲も含め「エブリライター」と称して いました。
 3年前の春に退職し、立ち止まって足元を見つめ直したとき、忙しく走り 続けてきた中では見えなかったたくさんの問題が心に浮かびました。その頃 にクローズアップされ始めたコンピュータやインターネットと子どもたちの 心の問題、母子の支援からつながる福祉、そして知り合った知的障害をもつ 人々。この人たちのために私ができることは何?書くこと?代わりに発信す ること?コンピュータは悪?いいえ、使い方にもよるでしょう。テーマは決 まった。知ることから始めよう。
 そんな時、ネット上で見つけたのが「21世紀社会デザイン研究科」でし た。社会組織とNPOと危機管理、一見バラバラの分野が複合的に存在する 大学院。「何ができる?」でなく「何でもできそう」な可能性を感じ、受験し たのでした。
 ここに来て「アドボカシー」という言葉を初めて知りました。けれど「権 利擁護」と言い換えれば、私が目指す在り方と重なります。まずは修士論文 の作成に向けて、いろいろ吸収しながらテーマを追求しています。昨年の5 月から知的障害をもつ人々とコンピュータを使った試みも始めました。この 前の秋からは出版社の仕事も動き出しました。三つも四つもの人生を一度に 体験しているような忙しさですが、とても充実した幸せを感じてもいます。


矢澤誠弘さん (5 期)

矢澤誠弘さん ヨロブン アンニョンハセヨ!!5期生の「白衣の 堕天使」こと矢澤誠弘です。2006年3月まで、帝 京大学大学院文学研究科:二村研究室で日韓関係史 を専攻しこれまで、「日本軍慰安婦」「日韓NGO論」、 あと趣味で「中国道教教団」の論文を書きました。
 また、学部3年次の2002年より、東アジアの青 少年の歴史・文化の共通認識育成のための交流事業 をプロデュースしている「あじあの芽」という国際NGOに所属しておりま す。
 何故、修士修了後にあえて21世紀社会デザイン研究科に進学しようと考 えたのかといいますと、2004年度より「あじあの芽」代表に就任し、 NGO団体代表の立場から日韓問題の「解決」にむけてのファーストステッ プである「緩和」の形を考察していきたいと考えたからです。NGOセクタ ーが主体となり植民地期の被害当事者の主張や要求を反映した「緩和」は可 能なのかが研究課題です。マーク・カプリオ教授の下で、デスクワークとフ ィールドワークを両立させた研究に取り組んでおります。本研究科は、多種 多様な経験をお持ちの社会人学生が多く、若輩者の私は、多くの「先生」に 囲まれているような気分です。かといって、堅苦しくなく、毎日の登校が楽 しみです。
 学外での活動としては、日韓合同授業研究会、帝京国際文化学会、現代韓 国朝鮮学会、旧日本軍性奴隷問題の解決を求める全国同時企画「消せない記 憶」神奈川実行委員会に所属をしています。

 


渡邊正人さん (5 期)

渡邊正人さん 以前化粧品会社の美容研究所在職中、多くの方々 のメイクアップ指導やキャンペーンガールから一躍 女優に転進したM,Nさんのメイクアップを手掛けて まいりました。また2003年には毎年フランスで開 催される「美容の祭典」世界大会においてデモンス トレーターをも務めました。現在は、化粧品及び美 容業界に長年携わってきた知識や経験を生かし、教 育及びコンサルティング会社を設立しています。今でもメイクアップアーテ ィストとして活動しています。
 昨年春、立教大学大学院「21世紀社会デザイン研究科」に入学して、早 いもので前学期、後学期が終了し、一年になります。新学期を前に学習意欲 を駆り立てているところです。
 入学したきっかけは、8年前母が脳溢血で倒れ、身体障害者と認定されて 以来介護認定や施設の入所手続きの困難さなど、日本の縦割り行政の対応に 矛盾を感じておりました。
 この実態が日本の社会の現実と諦めるのではなく、私の心の中に社会貢献 と言う使命感が徐々に芽生えてまいりました。
 一人の力には限りがあり、無力に等しいかもしれませんが、少しでも多く の方が賛同することにより大きな原動力になると確信しています。 21世紀社会デザイン研究科には、社会組織におけるMBAという他に類の 無い新しい学びがありました。
 この社会組織を学ぶことが、高齢者問題を研究する上で我々の身近な問題 として提議出来ると考えています。
 今では大学院で学ぶことが生活の一部になっています。


CSRインターンシッププログラム基礎講座紹介

 本講座は、文科省の高度人材育成プランに選ばれた「CSRインターンシップ プログラム」の基礎講座であり、CSRインターンシップや2年次のCSRインタ ーンシップ集中演習1・2への橋渡しの役割をもつ演習になります。ただし、 インターンシップへの参加をしなくとも、CSRをテーマにしている人、興味が ある人、他研究科の学生なども受講したりと、フレキシブルに多様なバックグ ラウンドからの議論が交わされております。
 CSRは非常に幅の広い壮大なテーマであります。決まった定義など存在せず、 100人いれば100通りの考え方が存在します。また、企業の特性によって求めら れる社会的責任やその取り組み方も千差万別です。そのため両先生が持つ多彩 な人脈から多数のゲストスピーカーを招き、実際に活動している人(企業の CSR担当者、起業された方、個人で活動されている方など)の生の声を聞く機 会が重視されています。
 ゲストスピーカーの方も教室へお招きするだけに留まらず、時には実際の職 場に出かけていきその雰囲気を感じながら議論をしたり、授業後場所をかえて お酒を交えたりなど、多様な?授業スタイルで深い議論を目指しています。 両先生やゲストスピーカーの皆様とは授業だけでなく、今後とも情報交換な ど長いお付き合いができればと考えております。

  【ゲストスピーカーリスト】(敬称略)

●CSRインターンシップ基礎演習1(由良先生)
・竹原正篤:日本マイクロソフト株式会社 法務・政策企画統括本部政策企画本部社 会貢献部 部長
・筑紫透:株式会社ゼネラルプレス サステナビリティ・コミュニケーション事業部 主任研究員
・大和田順子:LOHASプロデューサー、消費生活アドバイザー、環境カウンセラー
・春野真徳:株式会社スプリングフィールド 代表取締役

●CSRインターンシップ基礎演習2(服部先生)
・貴島兼隆:ヌサ・テンガラ・マイニング株式会社 顧問
・鈴木均:日本電気株式会社(NEC)CSR推進本部CSR推進企画室長兼社会貢献室長
・遠藤直見:日本電気株式会社(NEC)CSR推進本部CSR推進企画室エキスパート
・古宮正章:日本政策投資銀行 政策企画部長
・半谷栄寿:東京電力株式会社 新規事業開発部部長(環境NPOオフィス町内会事務 局代表)
・赤羽真紀子:日興アセットマネジメント株式会社 CSR室長

(報告者)
熊谷孔治:パラマウントベッド株式会社 総務部法務課

CSRインターンシッププログラム
http://www.rikkyo.ne.jp/grp/csr_internship21/index.htm