2000年2月頃からとりかかっていたHF用のアンテナ工事の途中経過(2000年4月現在)の報告をします。

マラウィでの運用のためにwire dipoleがよいのか、ツェッペ型か、verticalか、あるいはHFの上のほうはすこし短縮したHB9CVがよいのか、さまざま楽しみつつ悩みました。結局、wire dipoleとverticalを両方作ってみて、具合がよさそうなほうを分解して持っていく事に決めました。

まず、dipoleからとりかかりましたが、現在は外形ができたところで、調整はこれからです。

全体の構造はスケッチの通りです。最終的にはコメット製の5バンド用のものを購入しました。サガ、コメット、ダイアモンドで同形式のアンテナを出していますが、限られたポールの配置で張ることができる最長のアンテナを選択しました。ちなみに、上記のメーカーの順番でアンテナは長→短になっています。ワイヤーとバランを別に購入する方法も考え部品も調達しましたが、verticalと多くのバンドで比較する便を考えて、市販のアンテナになりました。





やはり真ん中のポールを立てるのには苦労しました。立てておいた5メートル鉄パイプの上に、アルミ4メートル+物干し竿4メートルをスポンとはめ込んだのですが、けっこう力がいりました。じつは真ん中と左右の合計3本のポールとも、はじめは先端部はグラスファイバーの、たも網の柄を使っていました。これは長さが5メートルあっても軽いので、ポールを立てるのは楽でした。しかし、dipoleのワイヤーを滑車で上げようとするとポールがしなってしまうだけで、まったく上がりません。やむを得ず、長さ4メートル、φ40ミリの物干し竿にかえました。これは鉄製だと思います。

Wire dipoleは電気的には特筆する事はありません。これを支えるポールの設置のほうがずっと大変で、すでにverticalを3本立てた気分です。今、注目しているverticalはかならずしもステーを張らなくてもよいものもあります。これはきっと根本をどうやって固定するかが問題でしょうが、入手して実物を見てから考えることにします。

さて、これから調整をしなくてはなりません。長・短のアンテナで、21Mz→7→3.5、および28→14と進める手順です。ワイヤーを張ったときに手持ちのトランシーバーのメーターで見ると、21Mzは21.30〜21.45あたりでベストのSWRになっていました。切り詰めていく前から、やや高めに合ってしまっているようです。21.20あたりでも実用の範囲内のようですから、もう21Mzは延長したりするのはやめて、他の周波数にかかりたいと思っていました。

しばらくそのままにして、2週間後にSWRを見ると、今度は21Mzは全体にぴったりあっています。ワイヤーの初期の伸展があったのかもしれません。

しばらく聞いていたら、北硫黄島周辺で鯨の調査をやっている船からマリン・モービルの波が出ていました。こちらの波も届いて快適に交信できました。これで少なくとも21Mzだけは使用できるようになりました。

その後、数日間でアルゼンチン、オーストラリア、ベトナム、サイパン島、中国、韓国などと交信できました。

次回はverticalの報告をします。

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アンテナの調整 ダイポール(1)