ジンバブウェのハラレでも車の後部にアンテナを設置し、ホテルの部屋で運用した。写真は「ジンバブウェでの運用 3」参照。

 ハラレのホテルは3階建てで、アンテナから7メートルほどしか離れていない。建物ある南西方向は難しい。事実、南米、中米は交信局はゼロであった。アンゴラとはつながったが、これはどこかを反射してきたのかもしれない。10階以上のビルも多いから。

 1月20日に久しぶりにJA方面と交信でき、15局とお付き合いしてもらった。5エリアのOMがいつもアフリカ方面を聞いていて、必ず応答してもらっているので、驚く。

 アンテナを設置して3日目に警察の、Criminal Investigation Department(犯罪捜査局とでも訳すか?)の人が3人来た。

  アンテナを見とがめて、不特定多数に放送をしていると思ったらしい。「Radioをやってどんな利益があるのか」「放送内容は何か」「相手は誰か」など聞かれた。たしかにハムを知らなければ、「シグナルレポートを交換してなにがうれしいのか」を説明しがたい、と妙に納得したりした。

 私は正式のライセンスを持っているので、他の国のライセンスもついでに見せながら説明した。ライセンスのコピーもあったので、それを持っていってもらって納得してもらった。このライセンスが実は間違っていたのだが、それは次項で示す。

 私がとくに怪しいので警察が来た、というわけではないことを強調したい。

  周辺の人に聞くとこんな事件が2月前にあったらしい。ジンバブウェ人主催の放送局が、放送ライセンスが与えられなかった。それが、市内の大きなホテルにライセンスなしでアンテナを設置して放送をしてしまったらしい。これでは警察も気にしていてもやむを得な
い。

 この放送局はとくに現政権に批判的だとか、政治姿勢がはっきりしているとか、ではない。たんに音楽を流したかったようだ。しかし、「放送は政府が占有する」との姿勢はジンバブウェでははっきりしているので、こんな事件になった。

 警察は私のRigも見たが、スイッティング電源とIC‐706ではあまりにも小さい機械に見えたかもしれない。


 私はログとカード印刷にターボハムログのお世話になっている。しかし、私のPCのキー操作が遅いのと、18・21メガではPCがインターフェアを起こしてしまうのとで、まずノートに記録をつけている。マラウィから離れるときはウィンドウズCE機を持っていく。

  HDD、CDドライブなど稼動部分があるPCは、故障がこわくて、悪路につれだす気がしない。ターボハムログのバックアップファイルを通じてデータをとり、ターボハムログとほとんど同じ操作で使用できるウィンドウズCE用のソフトがある。PlogCEというフリーソフトで重宝させてもらっている。難点は、時刻のUTC表示に対応せず、自動的にJSTになってしまうことだ。これはあとからターボハムログ上で手作業をするしかないか。


  ターボハムログの関連ソフトで、データをエクセル上で加工できる物がいくつかある。これを利用すると、UTC表示とJTSの切り替え、あるいは周波数帯が誤っていた場合の訂正など、簡単に出来てありがたい。私は、HLMentとHamlogデータ修正 Excelワークブックを使用している。それぞれ長所があって、使い分けたほうが便利だ。

 さて、PlogCEにノートから転記していると頻繁に交信している局がある。7Q7KZで14・21・28各バンド、C9・Z2でも私が運用した日にすぐにつながって、5回から6回も相手をしてくれた局がある。イタリア、アメリカ、南ア、アルゼンチンのいくつかの局とは複数回の交信が記録されている。こちらでの私の交信局数は、まだ数百局であるが、非常に精勤に活動している局の存在には驚きだ。

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