Excelによる標本抽出の実験

 

Excelの乱数発生機能を利用して、擬似的に標本を作成し、平均などの標本分布を調べてみる。

 

手順:

1.        Excelの分析ツールを起動

2.        [乱数発生]を選択

3.        分布や標本の大きさを設定して乱数を発生

  

4.        発生させた乱数をデータであると思い、平均などの計算を行う。

後で、Statisticaで分析するために計算結果を貼り付けたいので、上記ダイアログの変数の数を[標本の大きさ]、乱数の数を[作成する標本の数]または[実験回数]とみなす。

 

ここではまず、平均値を求めてみよう。

5.        分布の計算

ここで、計算した1000個の平均値をStatisticaに貼り付けて、分布を調べてみよう。まず、Statisticaに新規データファイルを用意して、ケースの追加(990ケース)をおこない、1000個の数値を貼れるようにする。あとは、Excel側で計算した平均値をコピーして、Statisticaに貼り付けるだけである。

 

発展:

概要での説明との比較

 標本の大きさを変える

 分布を変える

 計算する統計量を変える(たとえば、分散など)