○期間 2000年7月30日に出国、2001年9月ごろに帰国。

2000年の8月は家族とタンザニア内を動く予定だ。私のいつもの滞在地は、タンザニア南西部の村で、ニャキュウサ人が住んでいる。ここにはかならず家族で行って、何泊かする予定である。

今回の出張の本拠地はマラウィ国である。できれば、マラウィにも家族で訪問したいが、実現は難しいかもしれない。マラウィでの居住予定地(ゾンバ)は、マラウィ南部に位置し、タンザニアとの国境からも片道2〜3日かかってしまう。往復で1週間も自動車に乗っているだけでも、やや大変だ。
2000年8月末に家族は帰国し、私は、マラウィ経由でモザンビークに行く。私は、モザンビークには南アからマプトまで行った事があるだけだ。今回はベイラなどに行く予定だ。

モザンビークは内戦や言語(公用語はポルトガル語)の問題もあって、日本人はあまり入っていない。私の旅も、仕事に直接的には結びつかないが、見聞は広まるだろう。
2000年9月下旬からは、本拠地のゾンバ(Zomba)に一人で落ち着く。移動はすべて、タンザニアナンバーの自動車でおこなう。タンザニアの財産を国外に一時持ち出している形になっているので、3ヵ月ごとにタンザニアに戻り、書類を更新しなくてはならない。このときにニャキュウサ人のいつもの村にも立ち寄るつもりだ。

こんなわけで、マラウィに長期滞在中に、定期的にタンザニアに行く。不定期にはジンバブウェ、ボツワナ、モザンビーク、そして、空路では西アフリカに行く事もあるかもしれない。それぞれ、QSOできれば幸運だ。上記の日程でいくと、マラウィの免許を取って運用できるのは9月下旬か10月からになるだろう。




○器材
OM諸氏を煩わせて情報収集したが、結局、以下のようになった。

・トランシーバー アイコム IC706mk2G 100W機
とくに説明の必要がない有名機材。重量を重視して選んだ。重量を気にしない会社員や外交官の出張ではないので、トランクのスペースと航空運賃とを気にしての選択だ。

・アンテナ vertical Cushcraft R6000
あああ
zepp wire サガ電子 7・21Mz兼用のもの
このverticalは14〜50Mz用なので、チェッペを加えた。ダイポールでは調整で苦労したので、国外で測定機なしでの調整を危惧している。同タイプのチェッペはコメットでも出しているが、こちらのほうが圧倒的に軽い。

・ケーブル 3.5Dスーパー
重量の関係で、一般的な5Dではなく、一回り細いものにした。


50Mz帯での減衰
(dB/10m)
直径(mm) 備 考
3.5Dスーパー 0.64 約5.6 今回の使用
3D-QEFV 0.75 5.6 耐圧が高い
5D-2V 0.60 7.5 一般的なもの
5D-FB 0.43 7.6 発泡ポリエチレン使用
5D-SFA 0.36 7.6 高発泡プラスチック使用



ケーブル内の材質の重さの資料はない(近所のOM氏から資料を頂きましたので、ここに掲載します)。しかし、おおざっぱに、単位長さあたりの重量は断面積に比例するとすれば、3.5Dは5Dの60パーセント以下の重量である。上記の表の減衰率と、重量のバランスを考えて、今回は、重量が少ないほうを選択したのである。ちなみに3.5Dスーパーは秋葉原の有名販売店では110円/mだが、CQ誌上の通信販売では90円/mで出ている。

・電源 アルインコ DM330MV スイッティング式
この電源は、内部スイッチで220Vに対応している。ただしメーカー保障の範囲外なので、取扱説明書には記載がない。マラウィは230V 50Hzである。そのまま接続しても大丈夫なようである。しかし、パソコン用の器材もあるので、230V→降圧トランス(タンザニアで入手)→無停電装置→スイッティング電源→トランシーバーの構成を取る。

・ログ
日本ではターボハムログを使用している。これは、登録ユーザー名が出てくる、JCG検索ができる、など非常に便利であるが、以下の点は隘路になっている。

1)移動運用の時に、たとえば、KH0/JA2LZFと記載できず、JA2LZF/KH0しか対応していない。作者も対応の計画はないようである。今回の私の運用では、マラウィのコールを取得する予定なので、問題はない。

ログの上の記載はJA2LZF/KH0であるが、印刷のときにKH0/JA2LZFとするコマンドが備えられていました。13/10/00改訂


2)UTCとJSTの切り替えには対応している。しかし、両者の時差が+9時間で固定されており、今回のようにUSTとマラウィ時(UTC+2時)で運用するときには不便である。すべて、UTCで運用するしかないだろうか。プログラム内部を調整できる技術があれば、自分で対応できるのだろうが、いまのところ私にはできない。

3)他のログソフトに乗りかえる場合は、今までのデータをCSV形式にして、移植する必要がある。ターボハムログからCSV形式でデータを吸い出す事が、この原稿の執筆時(7月1日)にはできていない。もう少し努力してみたい。もし、方法をご存知の方はお知らせ下さい。

これも印刷のコマンドの中に入っていました。不明ですみません。13/10/00改訂


結局、ログについては、まだ考慮中である。



・大圏地図
地球上の任意の点を中心にした大圏地図を描くソフトの存在をOM氏から教えてもらった。以下は、マラウィのゾンバを中心にした図である。フリーソフトなので、入用の方はご連絡下さい。



○QSLマネージャー
マラウィにはビューローがないので、JA2LZFをQSLマネージャーにする。もし、インターネットにマラウィで接続できれば、ログを日本に送って、印刷・発行する。もし、インターネット接続の環境が得られなければ、帰国後に発行する。
現地では電話線の接続は、申請後2年くらいかかる。また、所属先のLANは、現在構築中だ。という事は、まだできていないということだ。ブランタイヤの公衆電話センターに出かけていく方法もあるが、プロバイダー自体も不安定なようだ。したがって、現時点ではインターネット接続の環境が得られるかどうか、不明だ。
もし、OKならば、ホームページも更新するので、どうか訪問して下さい。
JA2LZFのQTHなどは、QRZとHamCallに登録した。したがってSASEにも対応できる。QSLマネージャーとしてカードを(受信ではなく)発行する場合には、マラウィのコールサインでJARLの手続き会員になる必要があるようだ。発行直前に手続きする。

 ゾンバでの電話設置の条件は、1999年よりもずっと良くなった。ゾンバ内の地域にもよるが、数週間で設置可能の地域もある。一方で、何年待っても見こみがない地域もあるが。
  プロバイダーは、やはり1999年までは1社であったが、2000年には5社になっていた。新しい会社と契約したので、下記のアドレスで、2001年7月末までは私に連絡可能です。
tarotako@wiss.co.mw
←2001年9月で終了
なお、下記も継続して使用しています。
JA2
ーーここは実際には詰めてくださいーー LZF@jarl.com←使用可能




今回の準備にあたっては所属アマチュアクラブのOM諸氏、それから、とくにJL1IHEさんには多くのことを教えていただきました。本当に、ありがとうございました。

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