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周囲の動物  A


  ボツワナからジンバブウェに入ってきたゾウが畑を荒らした。このゾウを追い払おうとした農民が逆にゾウに襲われて死亡するという事件が、2000年の5月に起きている。ボツワナではゾウの数が増えすぎたことが問題を起こしているようだ(密漁による減少が問題の地域もアフリカの他地域ではある)。

  一方で、南アでは、ハンターが40匹ものイヌを使用してヒョウを発見、追跡、そして追い詰めて射殺をしている。ヒョウの生存がハンティングへのイヌの利用で脅かされているという。

  この、ジンバブウェ、南アの例は、マラウィからは他国の事件だ、人事だ、とおもって接していた。

  しかし、ブランタイヤ郊外で子供がハイエナに襲われる事件が発生してしまった。ブランタイヤ郊外の空港近くの地域で、一家はred antの害を避けるために、戸外で寝ていたらしい。そこの2歳の子供がハイエナに襲われて、食べられ、遺体のごく一部しか回収できなかった。

  マラウィの国立公園は、南ア、ボツワナ、タンザニア、ケニアなどの公園に比して、規模、動物の種類において、やや見劣りする。しかし、この事件は、すぐ身近にも動物による危険があることを示している。

  すでに紹介した事例は、カバ、ワニと川辺に特徴的な動物であった。しかし、ハイエナでは、人の少ない地域ではどこでも出くわす可能性があろう。

  さいわいにして私は動物による危険にはあまり遭ったことがない。ホテルの部屋に毒へびが入ってきたくらいである。これは、処理して室外に出しておいたら、翌朝はすでに死骸が無かった。なにかに持って行かれたのであろう。


  私が住むゾンバのナンバー2のホテルは、以前はGovernment Hostelという名称で、ゾンバにあった国会に議員が集まるときの宿舎になっていた。

  国会のほうは1994年に首都のリロングウェに移ったが、Government Hostelのほうはそのまま営業していた。それが2001年の初めに民間に払い下げられ、今は、Hotel Masongolaとして営業している。ここでは、中庭にサルが出てくる。また、へびが入ってきたのも、このホテルの部屋だ。

  油断しているとテーブルの上のビスケットくらいは取られてしまうが、少なくともハイエナのように、子供が食べられてしまうことは無いだろう。