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マラウィ案内 都市 1  ゾンバ A



  ゾンバは人口6万人の小さな都市であるが、首都であったし、マラウィ第4の町としてそれなりの施設はある。

ホテル

  ある程度の水準以上のものが3軒。ある程度とは、セルフコンテイン、電話、お湯の供給、衛星放送のテレビの設置を指している。

  ゾンバ高原の上には、高級ホテルKu Chawe Innが建っている。Chaweとはチェワ語で小高くなったテラス状の土地で、周辺が坂になって下がっているようなところをいう。Kuは〜に、を意味する前置詞だ。山の上のホテルそのものの名称である。

  ただし、Chaweはマラウィ中部でのチェワ語の単語で、ゾンバがある南部ではあまり馴染みがない単語のようだ。

  このホテルは一泊130ドルもしていたが、2001年1月に火事で焼けてしまった。調理場付近から火が出たらしい。経費の不正使用の発覚を恐れた従業員が放火したという説や、解雇に怒った元従業員の放火だという説が当時はささやかれた。最終的には、火事の原因は自家電施設の不調だったようだ。

  ホテルの経営主体はマラウィ全体で高級ホテルを経営しており、経営内容は順調なようだ。Ku Chawe Innも2001年の後半には稼動するようだ。


  他の2軒は、国会の会期中に国会議員が宿泊するための政府経営のホテルであった。1994年に国会が首都のリロングウェに移ったあとも、経営されていたが、2001年3月に民間に払い下げられた。

 ある程度の水準(上記)を満たすホテルは、現在4軒になった(この段 2002年8月記)

政府から民間に売却されたMasongola Hotel

建物は1886年建造だという


Masongola Hotelの客室棟
中庭には毎日サルがやって来る


レストラン

  上記のホテルにあるレストラン程度のところは、他にはスポーツクラブに一ヵ所あるだけである。簡便な食堂はバス停の近くに多数ある。また、ハンバーグ、スパゲッティを昼だけ提供する店も一軒ある。


スポーツクラブ

  ゾンバには会員制のスポーツクラブがある。ここでは、ゴルフ、スカッシュ、テニス、ビリヤード、ダーツが楽しめる。また、週末には生のバンド演奏を楽しむことができる。会員以外も、100Kで一日会員になる事ができる。

 
上記のホテル、レストラン、スポーツクラブは、ある程度金が有る人しか利用しないであろう。一般には簡便な食堂や市場、バス停の傍のホテル、そして工業製の地酒を提供するバーが人が集まる場所だ。工業製の地酒にはチブクとナポロがあり、それぞれのバーが設けられている(別項で紹介する)。


その他

  銀行、スーパーマーケット、警察署、電話会社、郵便局、ガソリンスタンド、DHL、農作物の買い入れ業者、教会、刑務所、病院、精神病院、裁判所、家畜病院、ディスコ、軍隊の駐屯地、などの施設はそろっている。





ゾンバ唯一の常設のディスコ。店の名前は、オーナーの名前より。
ゾンバのスーパーマーケット(左)と靴屋(右)。このあたりがゾンバの中心街だ。


 現在のゾンバを代表する施設は、マラウィ大学の本部とチャンセラー校、MANEB(Malawi National Examination Board、全国の小学生、セカンダリー学校生の成績評価をする)、その他いくつかの政府機関の本部であろう。

  これらの機関は、人口がもっとも多いブランタイヤ、首都のリロングウェ、そして元首都のゾンバにはそれぞれ設置されてもおかしくはない。人口で言えば3番目であり、行政上も北部の中心地であるムズズには、全国の本部を置く理由は、あまり見つからないようだ。

  ゾンバに無いものは。インターネットのプロバイダー、出入国管理局、税関、国際空港、タバコの葉のグレイディング、オークションの施設、工場、などだ。


  マラウィ第1の人口を持つブランタイヤまで自動車で1時間、また、南アまでの国際バスもブランタイヤから毎日出ている。6万人の町にしては施設が整っており、生活上の不便は少ないと感じるが、読者はどう判断しますか?

ゾンバの町並みはここでも紹介