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代表的食事

  マラウィでの食事の代表は、ンシマとチャンボ、に尽きる。

  ンシマは、トウモロコシの粉を熱湯の中に入れ、蕎麦がき、のようにしたものだ。この種の食品は東〜中部〜南部アフリカに多く見られる。ちなみにタンザニアでは、ウガリ、といっている。

  ウガリの場合は、その材料にはさまざまな穀物が使用される。トウモロコシ、キャッサバ、バナナ、シコクビエである。それぞれ、粉にして、ンシマと同様に調理する。

  ンシマの材料はほとんどトウモロコシだ。マラウィ北部で、キャッサバの粉を使用することがある程度だ。マラウィ北部で多いキャッサバは有毒種で、かめに汲んだ水中で1〜2週間もつけて(気候によって異なる)、あく抜きをおこなう。

  ウガリとンシマを比較すると、一般にンシマの方が柔らかめだ。また、ンシマは、紡錘形に形を整えて、2個、あるいは3個が供せられる。ウガリはもう少し硬いので、大きな鍋一杯に作ったものを、切り分けて供する。あるいは、少量の場合は、ほとんど球形に整えて、供する。

   マラウィ湖のチャンボ

  シクリッド科オレオクロミス属(チャンボ属)の数種類の総称。体長20〜30センチ。
   体高が高い。背びれがつながっていて、するどいとげがある。体表面に、縞、斑紋などが現れるものもある。

  東南アジアで養殖されているテラピアは、シクリッド科テラピア属に属し、チャンボとは異なる。そのテラピア・レンダリはマラウィ湖にも生育している。

チャンボの写真
   ンシマが主食で、それにつけるおかずの代表がチャンボだ。

  これは、マラウィ湖に固有の数種の魚の総称である。体長20〜30センチもある、背が高い白身の魚だ。この魚は多くの人が好むし、マラウィ湖に固有(マロンベ湖にも少しいるらしい)な事もあって、マラウィの代表となる魚だ。

  しかし、庶民の実際の食事では、こんなに大きな魚を食べる事はめったにない。いつもは、カンブジ(写真)、さらにそれより小さいマテンバとよばれる魚を食す。カンブジは骨を取って食すこともできるが、マテンバは5センチ程度なので、骨ごと食べる。

   小魚は、そのまま全体を、トマト、タマネギ、塩、時には少量の油を加えて、濃い味に煮る。チャンボは、から揚げ、あるいはフィレの部分だけでから揚げにして食する。