1995年撮影


バオはマラウィでも人気がある。最近ではPC上で動くバオも作られている。
参考:タンザニアのバオ

バオのルール

ゲーム盤

4行×8列の穴が並んだ盤

2行4列目、3行5列目は穴の形が変わっていて、ニュンバ(家)という。

これらの穴に入れる玉は、各穴に2個ずつ、2個×32穴=64個ある。

 

遊び方

A

○すべての穴に2個ずつの玉を入れる。

○対戦者の手前2行がそれぞれ自分の陣地である。相手の陣地の、自分に接している行(一陣とする)の石をすべて取り上げる。あるいは、相手陣地に残っている石が、どの穴についても1個以下にする(相手の穴に2個以上の石がある時のみ、相手は操作ができる。どの穴にも1個以下であるときは、相手はどんな手も下せない状態である)。

○石の動かし方。

一陣のどこかの石を取り上げ、その隣の穴にひとつずつ入れて、入れる穴の場所を移動していく。取り上げた最後の1個を入れた穴に、石を入れた時点で石が2個以上ある場合は、そこに面した相手の一陣の石を取り上げる。これを食べると称する。

○取り上げた石は、自分の一陣の左右、好きなほうの穴から入れる。左右のどちらに置くかは、以下の規則による。相手の石を取り上げた場所が、1・2列目の場合は左端から、7・8列目の場合は右端から入れ始める。取り上げた場所が、3〜6列目の場合は、石を置いてきた方向の、始点に置く。つまり、345列と石を置いてきて、6列で終わって、相手の石を取り上げた場合は、その石を1列に置く。

○取り上げた石を、穴に一つずつ入れ、入れ終わったときに、1)その穴に2個以上の石があり、かつ、向き合った相手の一陣に石があれば、それをさらに取り上げて、上記規則にしたがって、左右の穴から入れ始める。2)相手の一陣に石がない場合は、自陣の、次の穴の石を取り上げ、今までと同じ方向に一つずつ置きながら進む。1)2)とも一陣だけでなく、2陣にまで回りこんで石を置く事がある。2陣の穴で終わった場合は、2)あるいは次項の3)の対応がある。1)はありえない。

○取り上げた石を、穴に一つずつ入れ、入れ終わったときに、3)その穴に2個以上の石がない場合。つまり、今入れた石しかない場合は、そこで自分の番は終わり、相手のプレイになる。

 

4a)一陣、二陣で、で動かす事ができ、動かしたことによって相手の石を食べることができる場合は、かならず動かす。

5)上記4)がなく、1、2陣で動かす石がある場合は、かならず動かさなくてはならない。

45)ともにない場合→負け

 

 

B

○ニュンバに8個、その他の任意のところに5個の玉を置く。5個はニュンバにすべておいても、各穴に一個ずつ置いてもよい。

○交互に玉を1個ずつ自陣の穴に置く。すでに一陣で1個以上の石が置いてある場所に、あらたな石を置き、2個以上にして、その左右の任意の方向に、1個ずつ散らしていく。はじめの任意の5個をすべてニュンバの8個と同じ場所に置いた場合、あるいは5個をすべて二陣に置いた場合など、ニュンバ以外に石がない場合。ニュンバから石を取り、手持ちの1個とあわせて、2個をニュンバの左右の任意の方向に置いていく。

○自分の石に、1個をたして2個以上にして、相手の一陣の石を食べる事ができる。相手の石を食べる事ができる場合は、かならず、そのように一陣に石を置かなくてはならない。

○相手の石を食べた場合は、その石をAと同様の規則で、一陣の左右から置く。

○食べた石を並べ、ニュンバで終わった場合。Aと同様にニュンバの石を取って、流れに従って、各穴にばらす事ができる。あるいはニュンバで終わったままにしてもよい。前者にした場合は、その穴は、もうニュンバとはみなされず、後者のように終わったままにする手は、次回からは使えない。

○ニュンバで石が終わったときに、相手の一陣に石があることはあるか。ニュンバの対面に石があると、相手はそこに石をたして、こちらのニュンバの石をすべてとる事ができる。したがって、一般的には、このような状態では、こちらがニュンバに石をたして、相手の対面の石を取ってしまう。しかし、そうしなくても、他で石を食べ、それを端から並べた結果、ニュンバにたどり着き、そのあと、ニュンバの対面の石を食べる手も考えられる。

 

○相手の一陣の玉をすべて取った場合に勝ち。Aのように相手の穴の石をすべて1個ずつにするのは、B2の段階に入ってからの勝敗基準として発生する。



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バオ
ルール解説