1999年「エリカのために」会場アンケートより

 ろうでもない、健聴でもない、あいまいな位置にいるエリカのもどかしさが伝わってきてよかった。ありきたりな手話ドラマでないところがよかった。聴覚障害について全く知らない人にとって、この劇は勉強になると思う。(20代・男・聴障者)

 この劇のおかげで、忘れていた部分に改めて気付き、世界の違いが分かりました。しかし、人は様々な個性があるので、どう受け入れるのか説明する部分が難しいと思います。特に大切な部分(ろうの世界、健聴の世界があること)をはっきり表現していくことが良かったと思います。(20代・女・聴障者)

思っていたよりとても内容の深い話でした。これからの活躍をお祈りしています。この手話劇をきっかけに、手話を広められるようになると良いですね。(20代・女・聴障者)

ノーマライゼーションとか、バリアフリーとか、デシベルのことなどを、劇の中で説明していてすごいと思いました。聴障者の気持ちを伝えようとしていることがわかりました。すごい!!こんなに良い劇とは思いませんでした。(10代・女・健聴者)

聞こえることが当たり前の世界だと思って生きている私には、気づかない苦しみや苦労があるのだと改めて感じた。二人がお互いの世界を理解し合おうとしているところが切なくて、じーんときました。(10代・女・健聴者)

本当に感動しました。私は手話ができないけれど、手話ってすごいんだなー、自分もやってみたいって思いました。(10代・女・健聴者)

健聴者とろう者の間にある重い問題を、見事に扱っていたと思います。非常に感銘を受けました。(20代・男・健聴者)

すごくかっこいい劇でした。感動しました。最後のエリカの心の叫びがとても胸に響いてきました。客席の後ろでの赤い服の女性の独白、コトミの「じゃあ、聞こえるってどういうことか説明してよ」というセリフ、手帳を投げ捨てた駅員、タクヤの心のひたむきさなど、たくさんのことが印象に残りました。書ききれません。舞台両端の影絵のシーンもおもしろかったし、綺麗な照明、センスのいい効果音も良かったです。どうもありがとう。(20代・男・健聴者)

良かったと思います。私も手話を始めて2ヶ月ですが手話もろう者と健常者ではちがうし、考え方も違うと思います。その違いを理解するのは難しいというよりも、すべてを理解するのは無理だと思う。けど、理解したい!と思う気持ちが大切!!自分が今私生活でも思っていることがこの「エリカのために」でよく出ていると思う。みんながぶつかっている壁だけに気持ちがわかって感動しました。(20代・女・健聴者)

 このような企画を持つ君たちに、私は久しぶりの感動をおぼえた。素晴らしい演技ほんとうにありがとう。(60代・男・健聴者)


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