〜第95代 立大水泳部新主将・女子主将インタビュー〜



  部全体が一つのチームとして戦う大学水泳において、主将の存在は大きい。水泳は個人競技であるため、選手は自分の目標に向かって奮闘する中でつい独りよがりになりがちだ。しかし、己と戦いながらも全員が気持ちを合わせなければチームの目標は達成され得ない。その上で部員をどのようにしてまとめ上げていくのか。夏を経て新体制となった第95代水泳部を率いる新主将・女子主将に迫った。



今夏、悔しくも2部降格が決まった男子。
目標とする2部優勝での1部返り咲きへ、どのような這い上がりを見せるのか。




主将・乾隆徳(コ3)

――主将に任命された時の思い
  8月の関東学生選手権の後の幹部発表で任命されたのですが、正直今年男子は思うような結果が出ていなくて、来季の2部降格が確定していたので、2部でどう戦っていこうかなという思いがありました。来年ただ1部に上がるのではなく2部で優勝して1部に上がるという目標を立てて、そのためにどうしなきゃいけなのかを逆算して、男子はコマで優勝も目指しています。

――着任されて二か月たちますが、具体的にやっていること、心掛けていることは
  11月1日〜4日で北海道に合宿に行ってきて、それで初めて部全体として動いたのですが、そこで部がどうなっているのかということを意識していました。部を1歩引いて見るようにして、部員たちで盛り上げさせられるように、そこのサポートをしていくっていう形をとれるように自分の中では考えています。合宿中はいい感じの雰囲気だったのですが、帰ってきてからの継続がまだできていないのかなと見ていて思うので、そこをどうしていこうかなという点を今考えています。

――今年のスローガンは
  "全進"。全員の全と書いて、進む。団結とかチーム一丸という意味を入れたかったのでこういう漢字を当てはめました。去年の目標を達成できなかった理由を考えて、その時に出たのが、みんなが同じ方向を向いてなかったのではないかということでした。男子は1部残留ということを目標に動いていたのですが、残留するぞという意識で練習に取り組んでいた人もいれば、ちょっと今年は無理じゃないかという考えを持っている人もいて最終的な目標に向かってみんなが同じ方向を向いていなかったように感じていたので、そこを全員で進んでいかなければならないというのをスローガンに込めて立てました。

――どういうチームの雰囲気を作りたいか
  スローガン通り、最終的にはみんなが同じ方向をむくようなチームにしていきたいです。2部だからといって余裕に思わないで、そこを引きしめて、目標に向かっていきたいと思います。

――今シーズンの個人の目標
  4年生になったら就活とかも入ってきて、多少きつい生活になるなというのは自分でも意識しているので、そのなかでできることをやって、2部では最低でも1種目は優勝して2つで15点ぐらい取れたらいいなと思っています。うちも多少アスリート選抜だったりで新入生が入ってくるので、目標に向かって頑張っていきたいと思います。

――ありがとうございました!!

(11月22日 インタビュー・野沢香帆 文責・末藤亜弥)
→女子主将編へ続く


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