青木祐樹(コ4) 400mH、4×400mR4走

―「みんなの協力があってチーム一丸となってできた」
男気見せた!
   「初の関東インカレということもあって、最上級生として特にリレーは決勝に行きたかったです。しかし9番という結果で情けない部分もあったのですが、みんな全力で走ってくれたのでそこは仕方ないかなと思います。400mHも前半から自分らしい走りができたので、悔いはないです。自分がマイルの中心として上級生として引っ張っていく中で、今年はすごくレベルが高かったのですが、そこにちょっとついていく実力がまだ付いてなかったということで、来年は後輩たちが返してくれると思うのでそれで頑張ってもらえばなと思います。(今後は)ちょっと休みつつ足も痛いので、そこで一旦切り替えて頑張りたいと思います。(後輩たちに向けて)すごく粒ぞろいで、特に短長は、人数は少ないのですがすごく良い選手が多いので、本当に大きな舞台を目指して、自分のように最後の最後で失敗しないようにしっかり経験を積んでもらって、こういうところで笑顔で終われるように頑張ってほしいなと思います。」



岡田晴重(現4) 4×400mR3走

―「誰よりもユニフォームにこだわってきた」
夢見た大舞台
  「1年生の頃から、先輩方が走っているのを見てばかりだった関東インカレ。いつか自分が走るのだと強く思っていたにも関わらず、ついに自分が走るとなると実感が湧きませんでした。しかし、いざトラックに立って、日産スタジアムのナイターや応援席を見上げると、自分は本当にこの場に立ててよかったと感じました。そして、何よりうれしいのが、同期が決勝進出し、4年生としての活躍を見せていたことです。戦力的にも偉大な先輩がいなくなって、最初はどうなるかと思っていましたが、強い気持ちとチーム力を感じることができた大会でした。800mという専門種目で4年間頑張ってきましたが、マイルメンバーで出たことには素直にうれしいです。絶対自分がメンバーに入るのだという強い気持ちで練習してきたので、それが叶ってよかったです。自分はこの4年間で出した一つの答えがあって、それは「悩むことは、陸上に真剣になっている証拠」ということです。初めての怪我や、更新できないベスト等、散々悩みましたが、走れないだけでこんなに悩むって、本当にすごいことなのです。普通に過ごしていたら、足の速さで悩むことなんてないのに、それだけで夜も眠れないくらい悩むことなんて、普通じゃない。見方を変えれば、こんな単純なことに悩んでいる自分は、それだけ陸上に対して真剣なのだと。そうして今までを振り返ると、結局自分は陸上が大好きだったのだなと感じます。」



高橋侑希(理4) 800m出場

―「関カレは本当にレベルが高い」
努力家の悔しさ
  今年が関カレ初出場だったのですが、関カレは本当にレベルが高くて厳しいことを心の底から痛感しております。やっぱり関カレで活躍できる選手というのが本当に力のある選手だなということを痛感しました。大会前まで自己ベスト更新もあって良い流れできていて自信はかなりあって、関カレの資格記録の中でも七番手という状態であったので、少なくとも準決勝に残ると思っていたのですが…。準決勝に進めなかったのは今でも涙が出そうなくらい悔しいのですが、悔しい以前に部活のみんなにずっと応援されてきてA標準切った時もみんなからおめでとうとか言ってもらって、みんなから期待をもらっていたのに応えることができなかったのが悔しいですね。でもまだ競技は続ける予定なので、この悔しさがこれからのバネになれば良いかなと思っているので。全カレまで続けるかは考えていますが、続けるようならこれをバネにして精進していきたいと思います。」



前田啓志(法4) 1500m出場

―「やっぱり応援がすごい」
レベルの高い舞台で
  「満足はいかないけれど、納得がいくレースができたと思います。自分よりベストが速い内田くんの記録と、立教記録である3分54秒、そこを目標としていたので、その点では満足はいきませんでした。展開があまり良くなかったので、そこを考えると結果は伴いませんでしたが、自分の実力を発揮できたのでその点では納得のいくレースだったなと思います。(調子は)この日に合わせてきたので、かなり上がってきていたと思います。この試合に上手く力を出せるようにしてきたので、就活が問題になるようなことはありませんでした。対抗戦など色々な試合に出させてもらったのですけど、やっぱり(関カレは)応援がすごい聞こえて。次の目標は予選会ですけど、何となく自分の中で終わってしまったのかと。でも予選会は予選会で目標があるので、そっちに向けてうまく切り替えていくだろうと思っています。」

  内田組最後の大会となった関カレ。主将、副将の上位に残る意地の走りを始めとして、実力以上の力を多くの選手が発揮した。これが4年生の力であり、関カレへの強い思いの表れであるのだ。幹部学年として1年間、部を率いてきた4年生。この大会を境に内田組から勝嵜組へと代が変わり、最上級生はそれぞれの道を歩んでいく。

(6月2日・インタビュー=石原佑太、糸瀬裕子、遠藤大作、大島佳奈子、柏本晴也、小花優衣、添田美月、藤井俊、山口由利子、吉田健人/編集=藤井俊)


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