関カレ直前インタビュー


  水泳部が1年間で最も重きを置いている関カレ(関東学生選手権水泳競技大会)の季節がやってきた。個人での成績が得点となり、立大が一丸となって戦う今大会。入学後初のレースとなる1年生やラストレースを迎える4年生まで様々だが、スローガンである「一信」の下、男女2部アベック優勝で1部昇格・復帰を狙う。


関カレ直前インタビュー・4年生編


  前回の関カレ後から幹部として水泳部を引っ張ってきた4年生。彼らにとって最後の関カレで97代の集大成を見せられるかに注目だ。


【質問内容】
@関カレに向け強化してきたこと
A自分のここを見ろ!
B関カレでの目標は?

中島輝(コ4) 100m自由形
@今回、最後の大会なのですが今まで200mが専門だったので今回、レギュラーが1500mで今まで経験したことないものになりました。練習内容もガラッと変わって、みんなよりも練習増やして距離も増やしてやってきました。
A前半25メートルのスピードに注目してもらいたいです。50メートルだとスプリンターと呼ばれているのですが、その中でも前半25メートルには自信があるので、そこを見てほしいです。
B前回決勝に残ったのですが、得点を取ることができず悔しい思いをしました。今年は最後の年ということもあって、1点でもいいので点を取ってチームに貢献したいなと思っています。

中村政貴(済4) 1500m自由形
@自分の持ち味は後半の粘りと追い上げ。冬場から追い込んできた。
A身長は水泳部の中で一番あるので、手足の長さを生かした泳ぎですかね。
B8位以内に残って、最低1点でも取ってチームに貢献したいです。

野崎雄汰(済4) 100m背泳ぎ、200m背泳ぎ
@自分が得意なのはバサロなので、その得意なところをしっかり活かせるようにすることです。引退レースなので、気持ちをしっかり高めて試合に挑めるようにしたいです。
Aバサロを活かすことと、引退レースということもあるので気持ちだけは誰にも負けないです。
B自分は何十点も取れるような選手ではないが、1点でも得点をとれるようにしっかり集中していきたいです。

浅野恵未(文4) 100m平泳ぎ、200m平泳ぎ(メドレーリレー)
@私は教育実習に行っていて泳げない期間が長かったので、まずは泳ぎを崩さないということを中心に、後は上げていけるところを、スピードは上がりやすいので練習は積んでいました。
A私の泳ぎはおしとやかじゃなくて結構ガツガツしていてその迫力とか勢いというのを見てもらってチームのみんなも勢い付いてもらえればいいと思います。
B女子が2部に落ちてしまったことがすごく悔しかったので、今年は全員で力合わせて必ず1部に上がりたいと思います。

主将インタビュー
藤岡遼平(現4)
@モチベーションをどうやって保っていくかです。自分は落ち込みやすいタイプなので、メンタル的に部員を引っ張っていけるようにしています。
Aラスト50メートル、競っても負けないようにしています。
B主将としても最後ですし、19年間続けてきた水泳もラスト2か月なので、悔いのないレースをしたいです。主将としては、みんなを安心させる泳ぎをすることが主将の役目なのでベストなタイムで泳ぐというのが意気込みです。
―チームの雰囲気は
関カレ前ということで例年このような雰囲気にはなるのですが、例年以上に声を出してやっています。盛り上がっているという感じです。
―立教大学としての意気込みは
男子、女子共に1部昇格です。

女子主将インタビュー
渡部汐音(社4) 200mバタフライ、200m個人メドレー
@どちらも200メートルということでスピードと持久力をいい具合に、スピード出しすぎても持久できないし持久しすぎてもスピードが出ない、というところなのでそこの絶妙なところを気にして泳いでいます。
A前半の入りが他の選手と比べて優れていると思うので、そこを是非アピールポイントにしたいなと思います。
B個人で200の二本とも優勝するということと恐らくリレーもメンバーとして入ると思うので、そこは4年生として頼ってくれる後輩たちがいるし、私がいるから安心とまでは行かないかもしれないのですが、やっぱりそこは信頼してもらえる選手として泳ぎ切って終わりたいと思います。
―チームの雰囲気は
女子主将として見ていてというところは、結構盛り上がってきているなというのは日頃こういうメイン練習のときに感じています。ただあと2週間あるので、まだ何が起きるかわからないので、みんなには一日一日を大切に過ごして欲しいなと思います。
―女子としての意気込み
今年優勝を狙えるいいところにいるので、勿論優勝を過信しすぎないというところで、慎重に一点一点積み重ねるというところでみんなしっかりやってきてくれているとは思うのであまり心配はしてないです。
―主将としての意気込み
その年の結果というのはやっぱり来年にも再来年にも続くことなので、私は4年生で最後なのですがもっと立教の水泳部が上を目指して、日本学生選手権でもシード校など上位校になるために、いい足がかりにできる年にしたいと思います。
―立教としての目標は
男女2部優勝です。

3年生編に続く



(7月22日 インタビュー:梶原伊佐子、清水千悠、池田真由香、三平敬太、渡邉紘也、大場暁登、中條万緒) 
(文責・池田真由香)




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