交通事故はなぜなくならないか
リスク行動の心理学

G.J.S.ワイルド著・芳賀繁訳

新曜社　定価 3,500円（＋税）

いくら安全装置を改善しても，道路を改良しても，取締りを強化しても，交通事故は減らない−−
なぜか？
学会と業界にセンセーションを巻き起こしているリスク・ホメオスタシス理論の考え方

目　次

• 第１章　はじめに
• 第２章　ホメオスタシスという概念
• 第３章　リスク行動の簡潔な理論を目指して
• 第４章　リスク・ホメオスタシス理論
• 第５章　推論とデータ
• 第６章　教育による介入
• 第７章　工学的治療？
• 第８章　取り締まり
• 第９章　実験室でのリスク・ホメオスタシス理論
• 第10章　個人差
• 第11章　安全と健康への動機づけ
• 第12章　さらなる展望
• 訳者による解説とあとがき（クリックすると読めます）

原著：G. J. S. Wilde (2001) Target Risk 2 --A New Psychology of Safety and Health--, What works? What doesn't? And why... PDE Publications, Toronto, Ontario, Canada.
翻訳には2005年にブラジルで出版されたポルトガル語版のために著者が英語で加筆修正したテキストを使いました。

著者近影：2004年10月に私がキングストン駅で撮影した写真です。
著者と訳者：シドナムのワイルド先生宅にて二人で作った料理を前にセルフタイマーで撮った写真です。

書　評

• 運輸政策研究 （Vol.10 No.4，2008年１月28日，鈴木春男千葉大学名誉教授による）
• 日本応用心理学会ニュースレター Part 1, Part 2（No.18, 2007年11月５日，松浦常夫教授による）
• 交通安全教育（2007年８月号，岸田孝弥教授による）
• 図書新聞（2007年５月19日，海保博之教授による）
• シグナルNo.410（2007年４月号）
• Motor Journalist 安藤眞の逆説的クルマ考現学（2007年４月19日のブログ）
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