2009年度 社会学部講義(前期) 
情報行動論 レポート講評(提出者85名)

 

成績公表に際して、今回のレポートに関しての講評を示します。

全体としては昨年度よりは条件を満たしているレポートは多い印象でした。

ただ逆に条件さえ満たせばよい、という感じで「浅く」書かれているレポートも多く、そのため高い評価を得られたものも比較的少なかったように見られました。

具体的な問題点については昨年度の課題とほぼ同じ点が指摘されましたので、そちらをご参照ください。

 なお、特に今回は事例とする「使用場面」が何かを明示することを条件としましたので、その点が冒頭部分ではっきりと見られない場合はかなり致命的な減点を施しました。逆に昨年度と同様、「使用場面」としてその状況で何が行なわれているのかについて、行為者の特徴やふるまいなどの細かい点を観察しながら、それに適切に対応したデータをもとに「深く」考察を進めたレポートは、比較的に高い評価を施しました。

 なお、最終的な成績については、1回の課題レポート(ウェブ提出)と1回の調査課題(授業内提出)、さらに4回の授業内課題提出にもとづいて総合的に算定しております。

 以上

 2009921

是永 論