ゼミ長からの言葉

挨拶

秋野ゼミ公式HPを訪れて下さり、誠にありがとうございます。2017年度秋野ゼミ長の加藤岡雅弥です。
ここでは、主にゼミ活動の内容や採用情報について順次掲載していこうと考えております。
皆様のゼミ選考の参考資料として利用していただければ幸いです。

ゼミ選びについて

このHPを訪れて下さっている大半の方は、ゼミ選考の時期を控え、どういう基準でゼミを選ぼうか迷っている方がほとんどなのではないでしょうか。参考になるかは分かりませんが、ここでは私自身のゼミ選考当時の体験談を紹介したいと思います。

私はもともと「これがしたい」というような明確な目標があったわけではありません。したがって、どういう基準でゼミを選ぼうか自分なりに考えた結果、「今後生きていく上で、どこにいても応用の利くスキル」を身に着けることができるかという基準でゼミを選ぶことにしました。秋野ゼミは「経営戦略」専攻のゼミナールです。実際、ゼミに入って1年半活動してきましたが、「経営戦略」に対しての知識は勿論深まります。しかし、私は「経営戦略」専攻だからという理由で秋野ゼミを選んだというわけではありません。私が最も
惹かれた理由は、「経営戦略」の知識を深めるまでの「知る」「調べる」「表現する」するという過程です。

秋野ゼミでは、まず多くの文献や論文を読みます。そこから自分なりに「疑問」を導き出し、その「疑問」を
自分なりに調べ、相手に伝えるという作業が主です。これは一見当たり前で簡単なことのように感じてしまいがちですが、一番難しく重要なことなのです。

まず、「知る」についてです。秋野ゼミでなぜ多くの文献を読むのかというと、全体を知るためです。これな
しにして、自分の主張を持つことは絶対にできません。なぜなら、全体を知らずして自分の頭で考えるということはできないからです。BLなどの議論の際に、自分の意見を持つことのできなかった人は多かったのではないでしょうか。原因はおそらく、自分たちのプランや市場に関しての情報が不足していたからです。

次に、「調べる」についてです。これは自分の主張を裏付けするためのものです。現代社会では、SNSなど
の発達により非常に多くの情報が容易に手に入るようになり、非常に便利になりました。しかし、その中には誤っ た情報も数多く存在することも事実です。これらの情報をきちんと評価し、自分にインプットすることができれば、自分で「考える」ということにつながります。秋野ゼミでは、書籍や論文、新聞記事などの様々なツールを用いて、1次情報を地道に集め自分なりに根拠を集めます。

最後に、「表現する」です。上で述べた「調べる」に付随するのですが、相手にどう見せるかで相手の理解度も全く変わってきます。例えば、グラフ。短い目で見れば大きなことも長い目で見れば小さかったりします。このようにどう相手に提示するかで自分の主張の受け取られ方も全く変わってきます。

これらのことが当時、私の考えた秋野ゼミの良さであり、秋野ゼミに入った理由でもあります。この「文献で全体を知る→考える→調べる→表現する」の一連の流れは「経営戦略」だけに留まることなくすべての分野にお いて応用できるスキルです。原始的な方法なため多くの時間が必要です。しかし、これは時間のたくさんある大学生だからこそできることでもあります。

最後に

上記では、私のゼミ選考当時の体験談を紹介しましたが、必ずしもゼミに入らないといけないということはでは全くありません。ゼミ以外にも様々な方法で知識の会得や経験を積むことができます。したがって、「絶対に ゼミに入らないといけない」とか「友達が入るから」という理由でゼミ選びをするのではなく、自分1人でじっくり時間をかけながら考えてみてください。

長々となりましたが、皆様のゼミ選考のお役に立てたなら幸いです。最後までお読みいただきありがとうございました。

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