史学会大会

2020年度立教大学史学会大会

自由論題報告


祁爽(本学博士後期課程)
雍正・乾隆初期における漢人官僚の地位と役割
―張廷玉の栄枯盛衰を中心に―

テイ セイ(本学博士後期課程)
国姓爺と鄭成功
―文学と史料から見る日本人の中国認識―

阿部晃平(本学博士後期課程)
図像から見る初期中世における学問の再編成
―カッシオドルス『聖俗学問綱要』の事例―

今井麻美梨(本学博士後期課程)
十九世紀前半ボストンにおける、アメリカ市民像の動揺と再定義
―「没落」中産階級の家政本から紐解く―

特集 アフリカの若者の身体


司会:松原宏之(本学教授)

趣旨説明: 橋本栄莉(本学准教授)

中村香子(東洋大学准教授)
女性器切除(FGM/C)をめぐる新たなアイデンティティーの誕生過程
―ケニアの牧畜社会を事例に―

橋本栄莉(本学准教授)
「本物の男」と「複写男」のあいだで
―南スーダンの紛争、瘢痕とハイブリッドな「男らしさ」―

村津蘭(東京外国語大学現代アフリカ地域研究センター特任研究員)
悪霊との情交
―西アフリカ、精霊マミワタの憑依におけるペンテコステ・カリスマ系教会の役割―

萩原卓也(京都大学アフリカ地域研究資料センター研究員)
肉体を基盤とした格差の形成と集団の成形
―自転車競技選手として生きようともがくケニアの若者を事例に―

コメント: 梅原秀元(本学特任准教授)  岡崎彰(東京外国語大学フェロー)

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