Ein Gev Excavations 日本聖書考古学発掘調査団

表 紙 | 発掘の背景 | 調査団の構成 | 文 献


作 業 風 景
(2001年夏の発掘から)

イスラエルで行なわれている外国の発掘隊には学生をはじめ とする一般の人々に体験の場を提供するという伝統があり、 その伝統の中で日本隊のエン・ゲヴの発掘も専攻にとらわれ ず広く学生の参加を募り、その協力の下に行なわれています。

一年間放置された発掘現場は雑草に覆われています。こうした雑草を含めて現場周辺をきれいにすることが発掘の第一段階です。(雨風の影響を受けやすい部分にはシートをかけるなどして保存の工夫がされています)

正午近くなると灼熱の太陽が照りつける中、とても発掘は続けられません。時間を効率的に使うため、日の出と同時に作業が始められるように日の出直前から準備が始められます。

午前中でも日射しはかなり強い。帽子は必需品。

炎天下の作業では自分で思っているよりも多く水分が身体から失われています。作業の合間に少し多めに水分を補給しておくことが必要です。写真は通称「フルーツ・ブレイク」のひとコマ。イスラエルの安くておいしい果物で、しばしの休息をとって疲労回復。

コハヴィ教授 (写真中央) の視察


発掘作業と並行して、遺構図を作成するための実測も行なわれます。

一日の現場作業の最後には測量が行なわれ、その日一日でどのくらい掘り進んだかが記録されます。

    その日の進捗状態を記録する写真撮影。作業の区切りごとには報告書用の写真も撮影されます。




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イスラエルの食事は昼が中心です。発掘作業が終わってから、宿舎にしているキブツ・エン・ゲブの食堂で、キブツの人々と一緒に食事をします。ビュッフェ・スタイルで各自が好きなものを好きなだけとることができます。


昼食後は夕方まで自由時間。シャワーを浴びて、ゆっくり昼寝でも・・・。



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(c) 2002 日本聖書考古学発掘調査団 Japanese Expedition