「生きる上で最も大切なことを教えてくれた」」

DL#53三上知記(済4)

〇今の気持ち
  ―― やるせなく謝りたい気持ちでいっぱいです。

〇今シーズンについて
  ――自分達の力のなさを思い知らされたシーズンでした。最初の試合から最後まで自分達のプレーができてなかったと思います。

〇印象的だったこと
  ――専大戦の4th9のプレーですね。

〇4年生としてチームをどのように率いたか
  ――ケガをせず、声をだし全力で物事に取り組むこと。

〇茂住さんの存在
  ――かなり大きな存在でした。自分の人生で彼みたいな人に出会う事は今後もないと思います。

〇同期について
  ――何度も心折れそうな時、支えてくれた仲間です。

〇これからの目標
  ――金を稼ぎ、思いやりのある器の大きい人間になることですね。

〇後輩たちへ
  ――日頃から行いを良く行動し後悔のないよう、一生懸命努力し昇格してほしいです。

〇ラッシャーズとは
  ――自分にとっては生きる上で最も大切なことを教えてくれました。ありがとうございました。



「フットボールを始めて間違ってなかった」
OL#71細井徹平(法4)

〇今の気持ち
  ――オフェンスで点が取れなかったことが結構この試合を左右したことだと思います。いつもならディフェンスがとられてオフェンスがとりきれずに負けてしまうパターンが多かった、今日はディフェンスを頑張ってもらったのにオフェンスが不甲斐ない結果になってしまったかなという風に思います。

〇リーグ戦、そしてこの試合へ
  ――家族、One Familyというのをテーマにあげていたので、家族という感じがしましたね。いつも富士見に行って練習して、ご飯食べたりミーティングしているので、やっぱり家族というのが一番強く感じましたね。自分の家族より下手したら長く接していたので、もうくだらないこと言い合ったりとか今日のテレビ何が面白いよみたいな話とか結構親近感がわいたかなという風に思います。

〇初めてのスポーツ、アメリカンフットボールに惹かれた理由
  ――横のつながりがすごく強くて、同じポジションの中でもいろんな話をするし、(元々やっていた)ラグビーだとやっぱり自分が頑張れば出るっていうプレーが結構あるんですけど相手に勝てば、アメフトだと11人でやって11人で勝たなければいけないので、そこはやっぱラグビーとアメフトの違うところかなと思って。隣の人を信じて自分がこの動きを全うする、この仕事を自分がやり切る、そしたら他の仲間が自分たちの仕事を全うしてプレーが出たりする、そういうことがアメフトの中で一番大きかった、面白かったことかなと思います。(選択は)間違ってなかったと思います。

〇大学のRushersについて
  ――自分は結構いじられ役だったんですよ。やる度にいろいろ言われてコーチとかからも厳しいことを言われて、凄く苦しい時もあったんですけど、隣を見たら同級生が頑張っているんですね。その同級生に負けたくないなという思いが一番大きかったかなと思います。

〇この先のRushersへの関わり方
  ――自分は社会人(東京ガス)でやるのが大体決まっているので、練習相手に少し来たいですね。自分も磨くという面でここに帰ってきて練習相手になれればなと思います。相乗効果でお互いにいいところを伸ばしていければなと思います。



「最高の仲間たちと過ごせた4年間」

OL#75麻田平太(コ4)

〇今の気持ち
  ――茂住を走らせられなかったのが悔しい試合でした。

○苦しい状況の中で学んだこと
  ――常にどんな状況でも満足せずやり切るというそれが今年チーム全体としてその意識がまだここくらいでいいやという自分で限界を決めてしまっている人も。今日この試合で分かったと思うので、それを理解した上で打ち破って練習から、そして常に限界を上げていってほしいですね。

○今伝えたいこと
  ――結果としては非常に申し訳ないということを伝えたいです。けれど、やはり4年間やってこれたのは具体的に名前をあげるとコーチの浅井さん、森田さん、市瀬さん、関野さん、その四人がいなければフットボールの人生はないので、その人たちに本当に感謝を伝えたいです。

○どのような4年間だったか
  ――正直やはり長かったですね。けれどやはり非常に充実した4年間、最高の仲間たちと過ごせた4年間でしたね。ありきたりですが。

○心の支えは
  ――先程の4人のコーチの存在ですね。その4人がいなければ。特に浅井さん森田さんは恩返しをしたい。非常に大きかったです。

○これからのラッシャーズと
  ――立教新座高校にアメフト部もあるので、そちらの方で少し手伝えることがあったら手伝っていきたいなと思っています。仕事の関係でどうなるかは分からないですが、出来る限り引退してから恩返しをしたいです。そしてまた日本一を目指せるチームに貢献したいと思います。 



「第二の家」
WR#88佐久間光靖(営4)
〇今の気持ち
  ――ひたすら悔しいです。

〇4年間で印象に残っていること
  ――公式戦に初めて出たのが2年生の春なんですけど、その時に僕はボコボコにされたというよりはパス飛んできたのに取れなくて、後から聞いたら試合には出てたのに他の先輩に投げろという指示が出てたらしくて、それを聞いてすごい悔しくてそれからさらに努力して強くなっていったといった感じです。

〇4年生としてチームへ声掛けしたことは?
  ――2年生まで森田と一緒にやってたんですけど体を壊してしまって選手はやってなくてそこからはAS(アナライジング)という形で対戦校を分析したりしていたんですけど、今まではケガ人の人とかがやってたりしたんですけど、そうすると治療に専念出来なくなってしまうので僕は4年生になってひたすら率先してやっていました。結果オフェンスは僕一人で出来たのでそういう面では引っ張れたかなと思います。

〇茂住さんの存在
  ――選手としても人間としてもすべてにおいて信頼している人でした。

〇後輩たちへ
  ――この悔しさは今までに味わったことないくらい悔しかったと思うんですけど、今後この悔しさをどう活かすかそれが今後に繋がっていくと思います。僕たちもこれで永遠にバイバイってわけじゃないんで、出来る限り今後も何か手伝えることがあったら手伝って行きたいと思ってるので頑張ってほしいです。

〇ラッシャーズの存在
  ――もう第二の家みたいな感じで、本当に何するのでも全て部活ありきの生活だったんで。授業終わったら部活、オフの次の日は部活。と常に部活、部活だったんで第二の家みたいでした。それで大切な仲間にも巡り会えましたし、本当に居心地のいい場所でした。



   激動のシーズンを戦い抜いた男たち。インタビューを受けながら悔し涙を滲ませる者もいた。それでも主将、そしてエースとしてチームを率いた茂住を筆頭に最後まで真剣に試合に臨む4年生の姿は凛々しく勇ましかった。今年彼らの思いを受け継いだ後輩たちが、圧倒的な実力を見せつけTOP8に返り咲いてくれるに違いない。

Congratulations on your graduation!



















(3月25日 編集・吉川由梨、取材・伊藤太一、吉川由梨)


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