吉村暢高(コ4)

「今はみんなとバスケ出来る楽しさを得ることが出来ました」   
――4年間全体を振り返って
  練習は辛くて嫌でしたが、楽しかったことはみんなと居られたことですね。チームとしては2部に上がった時が1番印象的ですね。でも個人的には今年の夏に都民大会で優勝できたことが1番印象に残っています。入部当初はバスケを続ける気持ちが無くて、でも今はみんなとバスケできる楽しさを得ることが出来ました。途中で辞めようとは思わなかったです。高校からバスケやっていたのですが、続ける気はなかったんです。でも高校の先輩が「こいつ入るから」って言っちゃっていて入らざるを得ない感じで。でも続けてきて良かったです。

――吉村さんが特に注目している選手は?
  Bチームでは西村(済2)がいい感じかなって思います。高校からの後輩なので、1番期待しています!

――後輩にメッセージをお願いします
  楽しくやることが一番だと思うので、楽しくやれよって感じです(笑)。


渡辺隆宗(文4)

『立教は僕らがいた時のように楽しそうだな』そう思わせるバスケをずっとやってほしい」   

――4年間をともにした同期の方への思いは?
  4年間やってきて、正直殴り合いぐらいの喧嘩とか色々とあったのですが(笑)それは腹を割って話しているということと、どこかで信頼をしているという意味だったと思います。その中でも、こういう人間だったけれどどこかで頼りにしてくれている部分が皆あって、自分には居場所があるんだな、というのがすごく嬉しかったので、4年間やってこられたのかなと思います。そういう意味では、皆に本当に感謝しています。

――4年間で特に印象に残っている大会や試合は
  Aチームの一つ一つのリーグ戦や、去年の入れ替え戦はすごく感動的だったのですが、Bチームはどうしても都民大会が中心になってしまう部分もあるので、やっぱり自分としては夏の優勝が一番印象に残っています。でもどの大会もどの試合も正直好きで、先輩とやってきた試合も自分が引っ張った試合も全部好きです。就職先の会社にバスケットボール部があるので、もしかしたら都民大会に出て、またここで立大とも戦うかもしれませんね。

――後輩へのメッセージや、最後に伝えたいことは
  バスケットボールを普通に練習したくても、なかなかそうはいかない時とか、思うようにできない時は実際に多い。そういう時に同期との絆というか、信頼できる同期や先輩をしっかり作って相談したりして乗り越えていってほしいです。どうしても周りが見てしまうのは結果だと思うので、あくまでも結果は一番に優先して追い求めてほしい。結果が出ずにつまらなくやっても本当に時間が無駄だと思うので、楽しくやってほしいです。僕らが来年やその後、知らない代がいるくらいになっても「立教は僕らがいた時みたいに楽しそうだな」と思わせてくれるバスケをずっとやってもらいたいと思います。



渡辺隼人(コ4)

「"礼儀"と"ノリ"この2つはこれからも糧になっていく」   

――4年間を振り返っていかがですか?
  僕としては、この4年間で1番経験したことは「挫折」という言葉で。高校時代まではずっとバスケットをやっていて割と上手くいって、結果も残せていたので、大学生活では伸びた鼻をうまくへし折られて謙虚になれたのかなと思います。とてもいい経験をした4年間でした。

――渡辺さんがこのバスケ部で特に学んだこととは?
  2つあるのですが、まず「礼儀」というのは欠かせない部分だなと思っていて。目上の相手に対しても、同期の仲間に対しても、尊敬する目を持って礼儀を持って接するということが人間関係を作っていく上で大事なのかなって。もう一つそれに関連して、人間関係を作っていく上でバスケ部の「ノリ」。どうやって盛り上げていくかということは、この4年間を通じていろいろな場で鍛えられたかなと。その2つが糧になっていくのかなと思います。

――後輩へのメッセージをお願いします
  後輩に対しては、やっぱり楽しくバスケをやって勝ち続けてほしいというのがあって。バスケットというのは楽しいからやっていることだと思うので、どんなにきつい厳しい練習があろうとも、仲間で助け合って、盛り上げて、時にはバカやったりして楽しくして勝つチームになってほしいです。

――最後に渡辺さんにとってバスケットボールとは?
  自分を成長させるもの。あまり上手いことは言えませんが。自分を成長させてくれるものがバスケットで、バスケットがあったからこそ成長して、周りに対して敬意をもつことができたり、礼儀を知れたり、謙虚さであったり、そういうのを知れたのかなと思います。



MG・吉川文(観4)

「同期はどの学年よりも面白い自信がある。本当にこの代でよかった」   

――4年間を振り返って
  1年生の時は先輩が5人いて、その時はマネージャーが多かったから色々大変なこともあったけれど、その環境でとても鍛えられました。4年生は自分も絶対いい形で終わろうと思いながら3年を迎えて、3年は先輩たちのやっていることを全部仕事を覚えたりとか、とりあえず選手は何が欲しいんだろう、何をして欲しいんだろうとかを考えながら動いていました。4年生になった時に、マネージャーが一瞬自分1人になって大変な時期もあったけれど、なんだかんだうまく収めることができてよかったです。

――マネージャーの人数が少ない中で大変だったと思いますが
  他の部と比べたらマネージャーの人数が少ないから、3人で効率よく動かなければいけませんでした。私は上下関係を守るよりも効率の良さを重視していたので、後輩にもこうしたほうがいいよとか結構厳しく言っちゃうこともありました。でもそれは来年の選手たちのことを思ってだし、彼女たちを思ってだから効率の良さを叩き込みたくて。もし来年新入生が入ってきたらスムーズに上手く回るようになればいいなと思って。

――同期について皆さんにメッセージなどありますか?
  同期はみんな面白くて、どの学年よりも面白い自信があるし、この代でよかったなって本当に思っています。もう無理だって思うことも結構ありましたが、それでも私のことを見捨てずに、遊びに行くときも誘ってくれたりとかしてくれて、感謝の気持ちでいっぱいです。

――後輩に残していきたいことは?
  当たり前すぎるけど、報告相談連絡は絶対すること。私は先輩がずっといたから先輩から教えてもらう3年間でしたが、今の子たちは自分で仕事を見つけたりこうしたほうがいいなとか変えてく代だと思うから苦労はすると思います。そういう経験が2年生から積めるから4年生になったら最強になるはずです。



(11月26日・編集=大西恵理子)
(インタビュー・高宮明日香・大西恵理子・高山統志・飯村百奈子・伊藤太一・斉藤麗央・松本明日実)


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