女子茶帯の部 第6位 仲田幸音(文3)・額賀郁乃(現2)
―今の率直なお気持ち 仲田:ビックリしています。まさか入賞するとは思っていませんでした。私がアキレス腱に亀裂が入ってしまって、ここまで来るとは思っていなかったです。 額賀:自分もけがをしてしまい、練習期間が短かったのでビックリです。ただ、それでも入賞できたのは基礎力があったからだと思います。それは45代を初めとする先輩方のおかげです。 ―今日の目標などは? 仲田:「入賞しよう」という強い気持ちと、楽しんでやりたいという気持ちで臨みました。 額賀:けがをしたため私は練習期間が短かったので、練習でしたことだけはミスをしないように力を出したいと思っていました。 ―満足度は? 仲田:私は去年も同じ大会、同じ部門でも6位だったので、本音としては、それ以上の順位を出したかったです。 額賀:けがのため私は練習があまりできなく、演武が完成していなく、大会までに締めることが出来なかったことが悔しかったです。 ―いつからペアを組んでいますか? 額賀:去年の全日の後です。 ―相性はどうですか 額賀:相性はいいと思います。相性がいいから、少ない練習期間でも今回入賞することができたのだと思います。 ―他のペアの方はお互い似てきている方達が多いのですが 額賀:そこまで一緒に練習時間が確保できていないです(笑) ―これからもこのペアのままでいきますか 仲田:今回予選と本選が別の会場で行われて、自分たちの代は立教大学(団体)として、点数を獲って出場することができました。団体で出られたのは先輩たちのおかげで、こんな経験をさせていただいて本当に嬉しいです。 ―課題や収穫など 仲田:最後まで諦めない気持ちと、しっかり考えて動くことが大事であると学びました。 額賀:私の動きは雑なので、これからもっと丁寧に動くことを心がけてやっていきたいです。 ―今日の目標などは? 額賀:私は男女の部門で出るのですが、スピードとキレを求めてやっていきたいです。 仲田:私はまず、けがを治すことです。けがをしてこれまでずっと曖昧な状態でやっていたので、しっかり治した状態で全日に出ることを目標にやっていきたいです。 男女茶帯の部 第6位 小野加秀丸(済2)・原田珠生(観2)
原田:本番の演武はもう少し緊張せずに、肩の力を抜いて臨めばよかったと思っています。 小野:予選と本選があって、予選で結構緊張してできなかったので本選ではもっと楽に行こうと思ったんですけど、やはり終わってからは予選の方が良かったと思います。 ―その緊張はどこから来たと思いますか。 小野:もう少し上に行けるかなと正直思っていたんですけど、プレッシャーがあってできなかったです。 ―今回の演武の満足度は? 原田:自分は予選よりは本選の方が動けていたと思うし、タイムも大会当日まで結構短めで、それだと他大学に負けてしまうので当日ちょっとずつ調整した形で、それでもやはり本選の方が自分は良いものが作れたと思うので、演武は満足しています。 小野:予選の方が良かったとは思うんですけど、それでも練習の時はもっと良い演武ができていたときもあったかなとは思います。 ―お二人とも2年生ということで、組むのは初めてですか? 初めてです。 ―相性はどうですか 小野:良かったと思うんですけど、男女が初めてだったので、女性相手だから強くやるとかはダメなので恐れていたんですけど、大丈夫でした。 ―逆に男性とやるのはどうでしたか? 原田:すごく速くて、今までずっと女子部だったので全く違うなっていうのと、力の強さもやっぱり違うので。予定調和な演武よりも戦っている感が出ている演武ができて、すごく良かったと思っています。 ―どのくらい前から組み始めましたか? 3月の後半くらいからなので、2か月くらいです。 ―練習は2人でやっていく中でどのような事に気を付けてやっていましたか? 原田:練習はとりあえずいろいろな他大を分析したり、他大学の先輩に練習を聞きに行ったりとか、動画を見て理想を確かめたりとかで、とにかくがむしゃらにやって変な癖をつけるよりはうまい人にまず聞いて、自分たちが間違った方向に行かないようになるべく先輩たちに頼ったりしていました。 小野:同じ男女茶帯を目標とするのではなくて、初段とか二段以上などのもっと高い目標を目指してやっていました。目標を高く持つということを意識していました。 ―具体的に今回の大会で何位を取ろうなどの話はしていましたか? 原田:していました。最優秀賞です。トロフィーを持ち帰るか、自分はメダルの色を選ぶところまで来ていると思っていました。(では目標にはあと一歩足りなかった、と)そうですね。 ―今後お二人がまた組むということは? 小野:可能性としてはないことはないと思いますが、まだ先だと思います。 ―お一人ずつ今後の目標をお願いします。 原田:1位を取ることです。トロフィーを持って帰ることと今よりもっと上手になることです。 小野:今回予選突破したのが初めてだったので、とりあえず本選に出るという目標はかなったので、入賞は今回したんですけど、次はできれば3位以内に入りたいなと。自分はほかの人と級が違って次の大会でも初段になってしまって、もっとレベルが高くなるから難しくはなるとは思いますが、それでも目標は持ってやっていきたいです。 ―他大学と差をつけるために取り組んでいたこととかありますか。 原田:動画を見たりして、どこが違うのかなど。 小野:最優秀賞になると披露演武といってみんなの前でするんです。けれど、どうやって最優秀賞を選ぶのかって考えたとき、奇抜な構成ばかり入れてもお手本になっているとは言えないので、自分たちは基本に忠実でちゃんと少林寺拳法の力の使い方を見せるような演武を作っています。他大学の練習風景とかで聞くと、結構奇抜だったりとか聞いていたので差をつけるには力の使い方をどうやって見せるかとか、4人いる審判にうまく見せるにはどの角度がいいかなどを考えながらやっていました。 ―立教全体としてはどういう風に今回の結果を受け止めていますか? 原田:まず2年生はいっぱい入賞してくれて嬉しい。これから部を引っ張っていくのは幹部の先輩方なんですけど自分たちはその真ん中のラインにいて先輩方を見て、後輩たちも見ていく立場で、後輩を一番最初に連れてきた大会としては自分たちがいっぱい賞をとれて嬉しかったなと思います。 小野:同期がいっぱい入賞したのは嬉しいですけど、先輩方は全力を発揮できなくて悔しい思いをされた方とかもいると思うんで2年生で底上げしていきたいです。 ―後輩ができてどうですか? 小野:やっぱり引っ張っていかないとなって思います。 原田:いろいろ体育会だから厳しいと思うんですけど、そういう部分をケアしていくとか、気を配ってあげることとかも大切に放っておかないでやってあげたいなって思います。 <次ページへ続く>
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