♯31杉浦亜結(文4・こじ)

頼ることを覚えた4年間
  本当に周りに助けられた4年間だったと思います。私は個人的に体調を崩してしまうことが続いたりして、そういう時にいろいろな人に声をかけてもらえて、支えてもらったというのがあって。精神的な面でもプレーの面でも周りに支えてもらった4年間だったと感じています。この4年間で成長したという点はあまりないかもしれないですが、今までは自分一人でやらなきゃ、と思っていたのを、周りに頼りながら一つになってやっていこうと思えるようになったことが大きく変わった点です。先輩方や後輩ももちろんそうですが、やっぱり一番は同級生に頼りながらやることが出来ました。

広い視野で
  4年間意識してきたことは、プレーの面では視野を広く持つということ。今までは個人競技をやってきたので、自分と相手しか見る機会がなくて。でもラクロスはグラウンドという大きなフィールドで視野を広く持つことが大切なので、そこが慣れなくて一番の課題でした。でもそこが意識できるようになるとみんなのプレーを見ながら動けてプレーの幅が広がるので意識して動いていましたね。そんな中で一番心に残っているのは最後のリーグ戦です。同じ学年の子がどんどん成長しているのがよく分かったので。FINAL4では全力を出し切れたかというと、そうと言い切れませんが、しっかり集大成となった試合だったので印象に残っています。

本当にありがとう
  同級生の皆には、プレー以外でも体調を崩した時や悩んでいる時に沢山声をかけてもらったり、相談に乗ってもらったり。精神的な面でもとても支えられました。みんな本当にありがとう。色々迷惑をかけたけれど、声をかけてくれて助けてくれて…感謝の気持ちでいっぱいです。後輩たちは、まだ失敗とかを怖がっているのが一番の課題だと思うので、ありのままでやっていけたらいいんじゃないかと思います!この4年間、色々な選択肢が広がりました。今までいっぱい選択肢は落ちているけれど気づかないってことが多かったんだなと。それにとても気づかされました。


♯33島貫真希子(コ4・みや)

どんなに些細なことでも
  私がラクロスを通して得たもの、というと少し違うかもしれませんが、みんながいたから頑張ってくることが出来たというのは一番大きいかなと思います。これだけ人数がいるからこそ、プレー面ではもちろんですが、人として成長できるというのがこの部活にはあります。周りには自分にはないものを持っている人たちがいっぱいいて、正直悩む事もありました。自分とは全然違う性格の人とかもたくさんいますし。今のままじゃダメだなと思ったりして落ち込むときもありましたが、でもいつでも自分の事を見ていてくれる人がいて、誰かが自分の事を気にかけてくれていたり、声をかけてくれたりして。本当にお互い影響し合いながら成長できる場がここにはあるからすごいなって思うんです。どんなに些細な事でも必ず影響し合っているから。

仲間が支え
  様々な壁が立ちはだかった時、私の支えになった存在は部員です、仲間です。日頃の会話の中でちょっとしたこととかでも自分の中で大きくなっているものってあると思うのですが、そういうことは結構周りに話すと「こういう感じなんじゃない?」と自分の中だけで大きくしていたものに対してみんなからアドバイスをもらうと、あんまり大きくなかった、些細な事なんだなって感じることがあって。これだけ人数がいるといろいろな人からアドバイスがもらえるんです。

高められる存在
  ラクロスは、プレー面でも初めてのスポーツだったのですごく楽しかったのですが、どんどん自分が上達していけるのを実感しながらやってこられたということがすごく楽しかったです。そういう思い出もあるし。私はどちらかというとプレー面よりも、この組織に恵まれていると思っているので、その部分で続けてこられたなと感じています。この部の仲間たちとは本当にいつも一緒にいました。でもただの仲良しグループとかではなくて、お互いにダメな部分は言い合うし、いいように高められる仲間だなと感じています。


♯34山田有希菜(文4・ゆきな)

転機
  私は基本的に人前に出るのが苦手で、人前で何かを話したり伝えたり、引っ張っていくのが苦手な受け身な性格だったんです。でも女子ラクロス部に入って、同期から刺激を受けあり、学生コーチになって1年生を引っ張る立場になって、1年生の1年間は私たち学生コーチにかかっている部分があるということを意識したりして、自分の中で性格を変えることができたなと強く思います。学生コーチになったきっかけは、部員が100人以上いる中で過ごしていくうちに、自分が何かを頑張って卒業したいという気持ちが出てきたから。その中で、途中入部ということもあって下の子と新人戦に出る機会も増えて、下の代とのパイプになれていることを褒められたことがあったのでそれを活かせるかなと思い決心しました。

「後輩の1年間」を変える存在
  私は基本的に人前に出るのが苦手で、人前で何かを話したり伝えたり、引っ張っていくのが苦手な受け身な性格だったんです。でも女子ラクロス部に入って、同期から刺激を受けあり、学生コーチになって1年生を引っ張る立場になって、1年生の1年間は私たち学生コーチにかかっている部分があるということを意識したりして、自分の中で性格を変えることができたなと強く思います。学生コーチになったきっかけは、部員が100人以上いる中で過ごしていくうちに、自分が何かを頑張って卒業したいという気持ちが出てきたから。その中で、途中入部ということもあって下の子と新人戦に出る機会も増えて、下の代とのパイプになれていることを褒められたことがあったのでそれを活かせるかなと思い決心しました。

誰か一人にでも
  この4年間、「部員が100人以上いる中で誰か1人だけにでも何か響くものや影響を与えられる4年間でありたい」と思っていました。それがまた学生コーチをやるきっかけにも繋がりました。女子ラクロス部の理念の中に「社会で活躍できる女性になる」というのがあるのですが、仕事に生かせるかはわからないけれど、私が入る会社も結構人数が多いのでその中で自分が出来ることをこの部でそうしてきたように探して頑張っていきたいです。

私なりの恩返し
  同期とは、途中入部で入って最初は溶け込めないところがあって、自分も悩んだし、同級生にも悩ませてしまった部分があって。試合でも活躍できなくて同期に頼ってばかりの3年間だったと思うのですが、最後学生コーチになって頑張ったことで少しは恩返しできたかなと思います。3年間本当にありがとうございました。後輩たちとは、どの上級生よりも、特に1年生とは深く関わってきたと思いますし、本当に毎日一緒にいたので、何かいい刺激になれていたらいいなと思います。4年間には辛いこともあるけれど、それ以上に楽しいこともあるので、最後卒業するときこの部活に入って良かったなと思えるような日々にしてほしいです。

<次ページへ続く>
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